阪神・岡田監督「でっかい1勝やなあ」9回2死まさかの展開に「野球てな。最後まで分からんてもう」一問一答

 試合後、佐藤輝(右)を迎える岡田監督(撮影・堀内翔)
 9回、打席でバットを掲げる佐藤輝(撮影・西岡正)
 9回、佐藤輝の勝ち越し二塁打で湧く阪神ベンチ(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト5-6阪神」(24日、神宮球場)

 阪神は1点を追う九回2死走者なしから、ミラクル逆転勝利。4連勝で今季最多を更新する貯金13となった。

 九回2死、ヤクルトの守護神田口に対し、ノイジーの放った打球はライトへのライナー。敗戦を覚悟した。だが、打球が照明に入ったのか、並木がまさかの後逸。打球に触れず、ノイジーは三塁打となった。続く大山が四球で2死一、三塁とすると、佐藤輝が右翼線へ逆転の2点二塁打を放ち、土壇場でリードを奪った。

 その裏は守護神を託されている岩崎が無失点。ミラクル逆転勝利に、阪神ファンはお祭り騒ぎとなった。

 岡田監督の一問一答は以下の通り。

-大きい勝利

「なあ、ツーアウトやからなあ」

-佐藤がしっかり打ってモノにした

「そらツーアウトやんか。そこまでなあ、つないだということやからなあ」

-ノイジーもしっかり三塁までいけた

「うん、まあ。(右翼手は)照明にはいったんかなあ。たぶん。照明やろうな」

-大山も一塁からよく走った

「うん。いや、もうなあ。代走いなかったからなあ。延長があったしな」

-西勇も六回、1点差でよく粘った

「そうや。まあ、あそこで。最低、同点はいくと思ったけどなあ。まあ、その後よ。あの2つのフォワーボールよ、おーん」

-前回と同じ形に

「前回言うたことをそのままやってしもうたよな。代走出る選手な。フォアボール出したら。松山と同じことやんか。投げるとこなくなってしまうよ、あんなことやってたら」

-あそこを任せたのは期待

「いやいや、ほんの3日前ぐらいの話やから。そやんか。3日、4日前か。3日や。2戦目やから」

-6回は西勇輝に抑えきってもらう

「そんなん当然やそんなん。そら追い越されるまで投げさせるよ。先発ピッチャーやねんから」

-リリーフ陣も固定せずやっている。

「なるべく連投というかなあ、最後はそら岩崎でいくんやけど、まあ状況によってやなあ。ベストメンバーじゃないやんか、リリーフ陣の、そういうこと、ここで固められへんやんか」

-島本は初登板で初勝利。

「ええボール投げとったよなあ。うーん。勝ち投手や」

-4年ぶり

「あぁ、そう(笑)。オレもお前、初めてかな思て聞いたんよ、終わってから、ほんなら前してました言うから」

-この前は大きい1勝と。今回は。

「でっかい1勝やなあ。大きいよりもうちょっとデカいなあ。ええ(笑)」

-9回2死から。

「そうやなあ。うーん。まあ、そういうことやな。野球てな。最後まで分からんてもう、本当にな3アウト目まで分からん言うことやろな」

-相手にしては痛い1敗

「いや、そんな、お前、相手のことは知らんがな。関係ない、相手のことなんか(笑い)自分とこの勝ち負けやからな、そんなもん」

-6回も2死から8、9番で逆転

「うん、だから、後ろもな、ヒットも出るしな、今はな。どっからでもチャンスとか作れるよな。そこで1本出るかやからな。どういう打順から始まろうとな」

-吉村からも今日は2点

「悪かったんちゃうか、あっこで交代したのはな。70球くらいで。こっちは知らんけど、交代したから逆に嫌やったわ。そのまま崩せそうやったからなあ」

-湯浅の報告は

「報告はあったよ。そら言うことないけど、よかったらしいやん」

-もともと投げない予定だったのでは

「調子ええから投げたんやろ。はよ上がりたいらしいわ(笑い)。でも、まだなあ」

-昇格はまだ

「もう一回投げるよ」

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