セ首位の阪神が6カードぶり負け越し 岡田監督「明日勝たな」もパ5位の西武に連敗 6月黒星発進

 8回、ベンチに戻りヘルメットを何度もたたきつける佐藤輝(撮影・堀内翔)
 8回、渡辺諒が左飛に倒れて追撃ならず、スコアボードを見つめる岡田監督(撮影・立川洋一郎)
 7回、代打・ミエセスの左犠飛で生還する森下(撮影・堀内翔)
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 「西武4-2阪神」(1日、ベルーナドーム)

 セ・首位の阪神がパ・5位の西武に連敗を喫した。5月9~11日ヤクルト戦以来、6カードぶり負け越し決定。先発の伊藤将が本調子ではなく、5回5安打4失点で今季初黒星(2勝)を喫した。

 試合は二回、先頭の大山が右中間を破る二塁打でチャンスメーク。佐藤輝の四球後、「6番・DH」に入った渡辺諒が三遊間を破り、幸先よく先制点を奪った。だが、続く無死一、二塁のチャンスで森下、木浪、坂本と下位打線が凡退した。

 一方、先発の伊藤将は二回、1死一、三塁から8番・柘植の左中間二塁打で逆転を許すと、1-2の五回には川越に今季初被弾となる2ランを浴び、リードを広げられた。

 西武戦は新人時代の21年5月29日(メット)以来の登板。この試合では山川に本塁打を浴びるなど5回2/3を1失点で黒星を喫していたが、この日も結果を残すことができなかった。

 それでも七回、森下が左翼線を破る二塁打で得点圏に進むと、1死三塁から代打・ミエセスの左犠飛で1点を返した。森下、マルチ安打は4月2日DeNA戦、同4日広島戦に続き3度目。敗戦の中でルーキー見せた意地は、次戦につながる。

 岡田監督は5月31日の敗戦後、「明日勝たなあかんわな」と必勝を誓っていたが、下位チーム相手に痛い連敗を喫した。ただ、12球団で唯一、今季3連敗がないチーム。2日からは本拠地・甲子園に戻って、ロッテとセ・パの首位対決3連戦に挑む。

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