岡田阪神が今季5度目のサヨナラ勝ちで連敗ストップ やっぱり3連敗はしなかった 土曜日8連勝

 「阪神6-5ロッテ」(3日、甲子園球場)

 阪神が今季5度目のサヨナラ勝ちで連敗を2で止め、土曜日は開幕から8戦全勝となった。

 同点で迎えた延長十一回、先頭の佐藤輝が右前打。続く代打・梅野が送りバントを2度失敗した後、バスターエンドランで中前打を放って一、三塁とすると、坂本が申告敬遠で歩いた無死満塁から、代打・ミエセスは見逃し三振に倒れたが、続く小幡が中前打を放ち、4時間を超える熱戦に終止符を打った。浜地が2勝目。

 初回は近本とノイジーが四球を選んだ1死一、二塁から、大山がバックスクリーンに7試合ぶりとなる先制の6号3ラン。八回には無死二塁から、中野が右中間を破る適時三塁打。ノイジーも中犠飛で2点を加えた。

 投げては大竹が6回1/3を8安打2失点。七回1死一塁から、代打・大下に移籍後初被弾となる2ランを浴びたが、防御率0・71、勝率10割で投手三冠に躍り出た。

 七回途中からは加治屋、岩崎とバトンをつなぎ、3点リードの九回からは守護神・湯浅がマウンドに上がったが、先頭・山口の打球を木浪がファンブル。佐藤都が右前打で続き、代打・池田は右飛に仕留めたが、岡に左翼線適時二塁打を許すと、さらに藤岡にも2点右前適時打を浴びて同点とされ、イニング終了時に一塁ベンチに戻る際には、帽子をグラウンドに投げつけて自らへの怒りを表していた。

 岡田監督は西武に連敗し、6カードぶりの負け越しを喫した1日の試合後、「そらお前、ズルズル行きそうな負けやで。ただ単の負けじゃないよな。簡単に考えとったら、そんなもんズルズルいってしまうよ。これは。どのくらいな、そういう危機感を持つかやろな」と指摘していたが、12球団で唯一3連敗していないチームの底力を示す勝利となった。

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