阪神・ビーズリー 来日初先発へスタミナ面にも自信アリ「ブルペン陣を休ませたい」

 先発転向のため2軍調整中だった阪神のジェレミー・ビーズリー投手(27)が12日、甲子園室内練習場で行われた投手指名練習に合流した。16日・ソフトバンク戦(甲子園)で来日初先発に臨む見込みだ。

 「ファームでもしっかり準備はできていたので、やっとチームを助けることができる」

 雨雲を吹き飛ばすかのような笑顔で、助っ人右腕は笑った。来日1年目の今季は中継ぎとして登板11試合で防御率2・25。2軍では3試合に先発して計13回を2失点と適性をアピールしている。9日・日本ハム戦(エスコン)でプロ初先発も3回3失点だったドラフト6位・富田に代わって白羽の矢が立った。

 10日の2軍練習試合、四国ILp・香川戦は5回2失点(自責1)。「5イニング目も力があったし、それぞれのイニングで自分のスピードボールを投げられていた」とスタミナ面も自信をのぞかせる。「なるべく長いイニングを投げてブルペン陣を休ませたい」。タイトな日程で9連戦を終えたチームの救世主となるつもりだ。

 プロ入り後初の打席にも立つこととなるが「すごい楽しみ。高校の時に3割くらいは打っていたよ。みんな球が遅い時だったので(笑)」とジョークを交えつつ、心待ちにした。交流戦も大詰め。陽気な新助っ人が“アレ”への推進力となる。

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