2敗目の阪神・湯浅は呆然「自分のボールが投げられていない」と力なく振り返る 岡田監督「もう投げさせられへんよ」
「阪神2-3オリックス」(15日、甲子園球場)
阪神は痛恨の逆転負け。2位・DeNAと3差となった。
悪夢は1点リードの九回だった。守護神・湯浅が1死から頓宮に同点ソロ被弾。2死から杉本に勝ち越しソロを被弾した。
いずれもマウンド上に座り込み、杉本に一発を浴びた直後は「やばい…」とつぶやいた。降板後はベンチで下を向き、落胆を隠せなかった。
今季2敗目。不調が続く右腕は試合後、「制球力の問題じゃない。ボールに力がないと思うし…自分の思うようなボールが投げられてないので、はじき返されていると思います」と力なく語った。
湯浅は8日の楽天戦でも逆転サヨナラ3ランを被弾。11日の日本ハム戦はセーブを挙げたが、またも敗戦投手となった。
試合後、岡田監督は「いやいや、これはもう投げさせられへんよ、うーん。そら6回、7回に行けとは、そういうポジションでいけいうピッチャーじゃないわけやんか、本人もそう思てる、ね、本人もそういう自覚を持ってやってるわけやから」と、守護神剥奪だけでなく、2軍再調整も示唆した。