阪急阪神HD株主総会 甲子園のネーミングライツ否定「売るつもりは全くございません」危機感抱く株主が質問

 阪神タイガースの親会社にあたる阪急阪神ホールディングス(HD)株式会社の「第185回 定時株主総会」が16日、大阪市内で行われた。

 出席した1228人による質疑応答では、男性株主が尼崎市内に建設中のファーム施設がネーミングライツされたことに触れ、「いずれ阪神甲子園球場もどこかの企業に売られるんじゃないかと。あってはならない」と主張。ユニホームの企業ロゴについても、「タイガースのユニホームはファンの皆さんにお返しすべき。虎の魂を特定企業の広告媒体に使ってはならない」と熱く訴えた。

 谷本修取締役オーナー代行は「甲子園球場について命名権を売らないでほしいと。私もまったく同じ気持ちで、売るつもりは全くございません」と明言した。

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