阪神は元監督・杉下茂氏に、広島は球団OB北別府学氏に勝利届ける 偉大な2投手の訃報に接した交流戦

 ソフトバンクに勝利し、ナインを迎える岡田監督(80)=撮影・中田匡峻
 杉下茂さんに黙とうを捧げる佐藤輝(撮影・高部洋祐)
 5回、ソロを放った堂林はナインに迎えられ笑顔を見せる(撮影・田中太一)
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 「阪神4-1ソフトバンク」(16日、甲子園球場)

 阪神が1966年に監督を務めた杉下茂氏を弔う白星を挙げた。

 試合前には黙祷が捧げられ、1点を追う四回にミエセスが同点犠飛。六回には原口の適時打と佐藤輝の9号2ランで勝ち越した。

 広島は五回に末包と堂林が、今季チーム初となる2者連続本塁打で2点を先制。投げては床田が9回5安打無失点で6勝目を挙げた。

 杉下氏が長く現役生活を送った中日は日本ハムに1-2で敗れたが、監督を務めた阪神と、北別府氏が生涯一筋を貫いた広島は白星を挙げ、天国で見守る故人を弔った。

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