12球団勝利が消えた後の阪神・大竹の行動をファンが称賛「振る舞い素敵」「いつか報われる」15日には伊藤将の言葉がファンを泣かせる
「阪神4-6ソフトバンク」(17日、甲子園球場)
阪神・大竹の史上21人目となる12球団勝利が消えた。古巣・ソフトバンクを相手に6回4安打1失点(自責点0)と好投。今季7勝目の権利を手にして、ベンチから声援を送っていたが、代役守護神・岩崎の乱調で白星がこぼれ落ちた。
4点リードをひっくり返された大逆転負けにツイッターでは、阪神ファンの悲鳴が広がった。「大竹の12球団勝利」「大竹の勝ち」「阪神逆転」「代打嶺井」などの関連ワードが続々とトレンド入りし、「悔しすぎて力抜けた」「もったいない」「この負けはキツイ」「マジでありえへん試合」といったコメントが続々と集まった。
それでも勝利投手の可能性が消えた瞬間からの大竹の落胆しなかった表情、逆転打を浴びた岩崎をねぎらう行動には称賛の声が寄せられた。「大竹さんの振る舞い素敵」「ホントに泣きたいのは大竹さんだろうに」「これもチームプレー」「いつか報われるはず」など、左腕の一挙一動をたたえる反応も多かった。
15日のオリックス戦の九回、湯浅がソロ2発を浴びて逆転負けを喫し、伊藤将の3勝目が消えた。それでも左腕は「一番悔しいのは湯浅なのでね。自分はちょっとの声かけしかできないけど。切り替えてほしいなと思いますね。次もまたある」と発言し、ファンの涙を誘っていた。