阪神ボロボロ 左翼ノイジーの送球は相手走者の後頭部に当たり失策に 終盤3イニング9失点の大炎上に甲子園静寂 続々と帰る

 9回、嶺井に適時打を許し、汗をぬぐうK・ケラー(撮影・高部洋祐)
 7回、途中降板となった及川(左)を迎える才木(撮影・中田匡峻)
 9回、送球エラーをしたノイジー(撮影・中田匡峻)
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 「阪神0-9ソフトバンク」(18日、甲子園球場)

 阪神は終盤3イニングで9失点と、投手陣が大炎上した。

 七回に3番手の加治屋、及川が崩れ、一挙5失点。八回も浜地が3安打を集中されるなどして、2失点した。集中力が途切れたのか、九回もK・ケラーが乱調。2死一、二塁から中村晃に左前適時打を浴びた場面では、左翼手ノイジーの本塁送球が本塁に滑り込む野村勇の後頭部に直撃した。ボールが転々とする間に、二走が三塁へ進み、ノイジーの送球は失策に。野村勇は大事に至らず、そのままベンチへと戻った。阪神は結局、この回も2失点した。

 セ・リーグ首位にはいるものの、厳しい展開に甲子園は静寂に包まれた。この日は今季最多を更新する4万2640人のファンが集まっていたが、終盤は続々と席を立ち、結局、最後まで見せ場を作れずに0-9と大敗した。

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