聖地侘し 今季最多4万2640人が詰めかけた甲子園 猛虎大敗に試合終盤には内野席がガラガラに

 勝利を喜ぶソフトバンクナインを背にベンチに戻る佐藤輝(撮影・高部洋祐)
 9回、戦況を見守る才木(左から2人目)ら阪神ナイン(撮影・中田匡峻)
 9回、4時間を超える試合にスタンドのファンは少なくなり、大山は見逃し三振に倒れた(撮影・中田匡峻)
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 「阪神0-9ソフトバンク」(18日、甲子園球場)

 交流戦最終戦は日曜日のデーゲームで、甲子園には今季最多を更新する4万2640人が詰めかけた。だが、九回の攻撃前には内野席を中心に多くの空席が目立った。

 六回までは0-0の緊迫した試合展開。しかし、七回表に阪神リリーフ陣が乱れて一挙5失点してしまう。

 七回裏の攻撃はこの試合初めての三者凡退に終わると、内野席のファンが席を立ち始めた。

 八回にも2失点して0-7。九回表のソフトバンク攻撃時には、一塁側内野席は空席ばかり。九回にもさらに2点を失った。試合時間が4時間を超えたこともあってか、多くのファンが帰途に就いていた。

 ライトスタンドからは劣勢でも阪神を応援する声援が続いたが、左翼スタンドを中心としたソフトバンクファンの歓声が球場に響き続けた。

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