阪神・岡田監督 苦しんだ交流戦も「俺は借金3つでよういったと思うよ。はっきり言うて」 中継ぎ崩壊も「今の現状よ」
「阪神0-9ソフトバンク」(18日、甲子園球場)
首位・阪神が今季7度目の完封負け、9失点の大敗で2連敗。4カード連続負け越しで、2位・DeNAに2差と迫られた。今季最大ゲーム差は6・5差(6月7日)だった。交流戦は7勝10敗1分けで終えた。
阪神・岡田監督の一問一答は次の通り。
◇ ◇
-先に点をとれたら展開も違っていた
「そんなん展開的にもなあ」
-足を絡めてというのは想定通りかなと
「いやいや、きょうは走れると思ったからなあ。うん」
-四回、先頭の前川が二塁打を打った後、続かなかった。あそこは痛かった
「そら痛いよ。全部ボール球やもんな、3つ、三振はなあ」
-才木は球数が多くなってしまった
「もう、いっぱいいっぱいと言いよった。自分で。そらもう、打順回ってくるところやったからなあ。どないしょうかなと思ったけど。あと1回(投げてほしい)と思ったけどもう余力がなかったよ」
-才木がしのいだあとに流れがくるかなと
「まあなあ。ずうっとしのいで、しのいでやからな。球数もなあ。3ー2ばっかりになってたからな。結局は。そらもう、5回100くらいいくんちゃうかと思ったら、やっぱり100いっとったしな。その間に1点でも取ってたらな。全然そら展開変わってたけどな」
-リリーフは誰かが止めてほしかった
「いやいや。そりゃ今の現状よ。きのう、おとといと勝ちゲームというか、勝ちゲーム的な感じで、リリーフいっとったけど、現状のピッチャーの力やないか。あんなもん」
-交流戦は日程もきつかった
「そらもう、しゃあないわな。雨とかはな」
-まずは回復を
「まあ、そうやけどなあ、4日間あるから。でもこれ流れ的になあ、それお前、5月出来過ぎの分がちょうどこれ、何かこうなあ、そんなうまくいかんねんから野球て。ちょうどその反動がちょうど交流戦に入って、よう、おれは借金3つでよういったと思うよ。はっきり言うて。もっと負けてるよ、普通やったら。しのいで、しのいでな、おーん。そら今のそらリリーフも調子悪いもんおるからなあ、そら9回に3回やられたんかなあ、でもそう考えて、3つじゃあもう御の字よ、今のチーム状況からいったら」
-今の時期にあった方が。
「おん、だから初戦取った時点で、ある程度はな、これは何とかしのいだなとは思ってたけどな」
-これから4日間休んで、次は同一リーグのDeNA。交流戦でDeNAは調子を上げている
「まあ相手は、今は相手は関係ない、そんなの。だけど、調子がいいとか言っとると、またお前、ドーンと来るで、そんなもん。長いシーズン」
-勝ち過ぎてもしんどいと言っていたが、膿が出たというか
「うん。まあ、そやな。おお。今、誰が調子いい言うたら、別に、はっきり言って誰もいないような現状やからな。何とかしのいで、しのいでな、ゲームつくって、昨日まではな、ゲームつくって、な。勝てるゲームはな、確実に勝った、その証やと思うよ。(借金)3つで済んだいうのはね。そら9回にやられたけど、そらお前、調子の悪いピッチャーやから、やられただけであって。みんな普通の調子やったらやられてないかもしれんしな」
-そんな中、前川という新しい戦力が
「新しいって、2年目やからな(笑い)」
-これからも戦力には十分になる
「そら、なるなる。だから交流戦からな、まあ予定通り。肩のケガとかもあったからなあ。それは予定通りよ、ある程度バッティングはいけるというな」