阪神・佐藤輝からにじみ出るスラッガーとしての矜持 「ああいうのをホームランにしないと」

 阪神・佐藤輝明内野手(24)が、このほどデイリースポーツの独占インタビューに応じた。脱力打法を意識し、残り79試合で「打点」量産を狙うと誓った若き大砲。それでもインタビュー中には、スラッガーとしてのプライドもにじませた。

  ◇  ◇

 「打点」へのこだわりの強さが印象的だったインタビューだが、佐藤輝の代名詞とも言えるのはやはり本塁打。今季甲子園では6本塁打を放ち、早くも昨年の数を超えている。

 両翼のポール際からフェアゾーンが奥に深く入り込む特殊な作りとなっており、右中間、左中間が広い聖地。プロ3年目でツカんできたものはあるのかと思い、本人に尋ねてみた。「うーん、どうなんでしょうかね」と少し苦笑いしながらあるシーンを振り返った。

 14日・オリックス戦(甲子園)。曽谷の151キロ直球を左中間フェンスまで運んだが「あの打球も、もうちょっとでホームランだった。ああいうのをこれからホームランにしないと」。その言葉からスラッガーとしてのプライドが存分に、にじみ出ていた。(デイリースポーツ阪神担当・関谷文哉)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス