阪神敗戦 島本の無敗記録ついに止まる 10回にプロ通算128試合目で決勝点初献上

 10回、中日に勝ち越しを許し、呆ぜんと立ちつくす島本(右)=撮影・飯室逸平
 10回、岡林に勝ち越し適時三塁打を浴び、降板となった島本(撮影・中田匡峻)
 10回、岡林に勝ち越し適時三塁を浴び降板する島本(46)を迎える大竹(右端)=撮影・中田匡峻
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 「阪神2-4中日」(28日、甲子園球場)

 阪神が競り負け、連勝を逃した。

 甲子園にため息がこだましたのは十回。島本が1死から死球を与えると、犠打を挟んで岡林の適時三塁打で決勝点を献上。代わった加治屋もビシエドに適時打を浴びた。

 島本はプロ通算128試合目で初黒星。デビューからの無敗記録で球団記録を更新していたが、ついに止まった。

 打線は甲子園プロ初登板の高橋宏に苦戦するも、2点ビハインドの七回にようやく打ち崩した。1死から糸原が三遊間をやぶる単打で出塁。代走の熊谷がヘッドスライディングで今季2個目の盗塁を決めて、チャンスを拡大した。2死2塁で打席に入った木浪の当たりは、二塁・福永が大きくはじいて左前適時打となり、月間防御率0・00だった高橋宏から1点をもぎとった。

 大竹への代打・ノイジーの死球を挟んで、チャンスは続く。2死一、二塁から近本も三塁線をギリギリ破る適時打を放って、同点に追いついた。

 阪神先発の大竹は初回は三者凡退の立ち上がりも、二回に竜打線につかまった。先頭の細川に左翼フェンス直撃の二塁打を浴びた後、四球と犠打で1死二、三塁のピンチ。粘りを見せたかったが、石橋に詰まりながらも左前に落とされ、2点を失った。先制を許した大竹だが、七回5安打2失点でゲームを作った。

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