「阪神－中日」（２９日、甲子園球場）

　阪神・村上頌樹投手が投打で両極端なプレーを繰り広げている。

　球宴ファン投票で自身初の夢舞台選出が決定してから初のマウンド。６カードぶりの勝ち越しをかけた登板は、５回まで中日打線を３安打無失点に抑える好投で、甲子園初勝利に向けて快調にゼロを刻んでいる。

　一方、打席では絶不調。２－０の二回無死一塁で試みた送りバントが投ゴロ併殺打。さらに、３－０で迎えた四回１死一塁からの送りバントも投ゴロ併殺打。２打席連続の送りバント失敗＆併殺打に、ベンチの岡田監督は苦笑いを浮かべるしかなかった。

　ツイッターは素早く「バント練習」がトレンド入り。「２回失敗はいかん。バント練習しようね」「明日はバント練習２時間」「自分を助けるのがバント」「明日は居残りやな」といったコメントが続々と集まっていた。