「直球破壊王子」阪神・渡辺諒が移籍後初の甲子園本塁打 3番抜てきに応える2号2ラン 松葉の速球を打ち砕く

 5回、中越え2ランを放つ渡辺諒(撮影・飯室逸平)
 5回、中越えに2ランを放つ渡辺諒(撮影・高部洋祐)
 5回、2ランを放ち手荒い祝福を受ける渡辺諒(撮影・山口登)
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 「阪神-中日」(29日、甲子園球場)

 阪神・渡辺諒が3点リードの五回1死一塁から、中堅フェンスを越える2号2ランを放った。

 昨オフに江越、斎藤とのトレードで、高浜とともに阪神に移籍してきた渡辺諒にとって、移籍後初の甲子園本塁打。日本ハム時代の2019年6月8日以来、2本目の聖地弾となった。

 速球に強いことから「直球破壊王子」の異名を取るが、その代名詞の通り、松葉の直球を打ち砕く貴重な2ランとなった。

 ツイッターでは「なべりょう」が即座にトレンド入りし、「ワッショイワッショイ」「いったーーーーーー」「甲子園初ホームランおめでとう」「さすが破壊王子!」「ホームランはデカい」といった祝福コメントが集まった。

 初回無死一、三塁では一ゴロに倒れたが、三回無死二塁では左前打で好機を拡大していた。渡辺諒は「前の打席で一本出せたので、楽な気持ちで打席に向かえました。高めの真っすぐをしっかり捉えることができました」と振り返った。

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