6カードぶり勝ち越しの阪神・岡田監督「オレが3番にしたんや」30日から巨人戦「いい勝負したいと思う」【一問一答全文】
「阪神8-0中日」(29日、甲子園球場)
阪神は投打の歯車がかみ合い、6カードぶりの勝ち越しを決め、リーグ40勝一番乗りを果たした。先発の村上は7回無失点の好投でチームトップタイの6勝目。3番の渡辺諒が移籍後初の聖地弾となる2号2ランを放った。試合後の岡田監督の一問一答は次の通り。
-打線が奮起。
「奮起というか、初回にね、2アウトになって、ノイジーのはエラーになったんだけど、あの1点は大きかったですね。やっぱりね」
-相手のミスもあり、6番の前川もタイムリー。
「いやいや、きょう左だったんでね。あんまりね、もうちょっと楽なところで打たそうと思って、6番にしたんだけど、3番も。まあでも最初の打席でね、追加点というかね、2点目も大きかったですね」
-3番の渡辺諒が2ランを含む3安打3打点。
「いやいや、糸原と2人でね、右左あるんですけど当然ね、最初から。打順もあったんですけど、思い切って渡辺3番言うてやりましたけどね」
-中野が4安打。
「いやいや、久しぶりじゃないですかね、猛打賞というかね、だから一時期のね、悪い、ずっと調子落ちてたんですけど、みんなだいぶね、ちょっと盛り返してきたんで。良くなる傾向にあるんで。おーん。悪いのは短い期間でね、良かったと思いますけどね」
-村上の投球は。
「いやいや、球数が少なかったんでね、7回をね、スッといけばと思ってたんですけど、まあ点差もあったし、今回ちょっと間隔あけたんでね、いい時のね、そういうボールも戻ってたし、コントロールもそうですけどね、今日はもうあの回でお役御免ですね」
-七回2死満塁のピンチを粘った。
「いやいや、あそこで抑えるか、打たれるかっていうのは、これからまだまだローテーション投げていかないといけないんですけど、そういう大事なとこでの踏ん張りというかね、そういうのはすごく自信になっていくと思いますね」
-明日に向けて。
「いやいや、まあ、巨人も久しぶりなんかなあ。交流戦あったけど、ちょっとみんなが上向きになってるんでね、いい勝負したいと思うし、まず明日は西純が久しぶりの先発なんで、すごく良かったんでね、こないだのブルペンも、ちょっと明日はピッチャーの西純に期待したいですね」
(ぶら下がり取材に移り)
-村上は
「おお、今日はよかったな。ブルペンでも今日はボール走ってますよと言うてたからな」
-3番がうまくはまった。
「何かミエちゃんとか使うてと言うから『あかん』言うたんよ。レフトにいってバテとんのに。3試合レフト往復したら、もうバテてバット振れへんからな。もうハアハア言うてベンチ帰ってきたもんな」
-最初はミエセスだったのを監督がノイジーに?
「オレがノイジーにしたよ。渡辺(諒)ははじめ前川やったけど、オレが3番にしたんや」
-楽なところで。
「まだまだ、まだ1か月ちょいやで、1軍上がって。そんな選手にそんな負担かける必要あらへん。他の選手もやらなあかん奴いっぱいおるから」
ーノイジーの初回はヒットでも。
「ヒットになってもええよな。大山のはエラーでもあれやけど。ノイジーのは、打球もなあ、強襲ヒットという言葉もあるんやから」
-打撃内容も良くなっている?
「よおなってるから今日いったんや。昨日もそうやしな」
-快勝では?
「おお、ええ点の取り方したからなあ」