GT戦サヨナラ負けの岡田監督「(6月は)あんまりええ月やなかったよな、そら」 3位・広島が2ゲーム差に迫る

 延長10回、サヨナラ負け喫して厳しい表情の岡田監督(撮影・堀内翔)
 延長10回、岸田のサヨナラ本塁打にがっくりの岡田監督(撮影・金田祐二)
 延長10回、岸田にサヨナラ本塁打を浴び肩を落とす加治屋蓮(撮影・金田祐二)
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 「巨人2-1阪神」(30日、東京ドーム)

 阪神がサヨナラ負けを喫した。延長十回、加治屋が代打・岸田に右翼へサヨナラ弾を浴びた。

 試合後、取材に応じた岡田監督は「安心したんか、なんか知らんけどなあ。前の2人には、あんだけ低く低くいってんのに」と最後の場面での投球を悔やんだ。

 岡田監督の一問一答は以下の通り。

 -最後はこの球場の怖さが。

 「いや、怖さというか…。球場はわかっているやん、ずっと(やっているから)。安心したんか、なんか知らんけどなあ。前の2人には、あんだけ低く低くいってんのに。なあ。そういうことやろうなあ」

 -西純は良い投球をした。

 「いや、そうやんか。ま予定通りというか、いいピッチングをするというとったやんか」

 -悪かった時に比べて制球がよくなった。

 「いや、ボールも走っとるしなあ。そら。まあ、投げたいところに投げれるようになっとったし。うん。最後はちょっとなあ。まあ、飛ばしとったからなあ。おーん。でも、まあ、あそこまで投げたらじゅうぶんやろ」

 -監督の目からみても春先の力強さが戻ってきた。

 「うーん、まあ春先というか、キャンプ、春先ちゃうで、キャンプやで」

 -これからも先発で戦力に?

 「それはわからん。それはわからん。そんなことを言う必要はないやんか。そんなん、1回くらい良くても、今までどんだけ悪かったか。これを継続できるかやろ、結局な」

 -戸郷からチャンスをつくったが。

 「あと一本な。やっぱり最後、低めボールをな、フォーク、スライダーを振るからな。あれを辛抱、もう一つ辛抱したらのう」

 -ヒットエンドランは不運。正面を突いた。

 「まあそれはしょうがない、それは」

 -低めの1つを我慢できるかが打線のバロメーター。

 「勝負どころでな、フォアボールは選んでたわけやんか。結局ランナーセカンドでスコアリングポジションにいった時に、そこでもうひと踏ん張りできるかどうかやな」

 -前川は技ありで安打。

 「ちゃんと振ってるということやろ、強引にいかんとな、外のボールを逆らわんと」

 -月単位でいうと6月終わり。

 「あんまりええ月やなかったよな、そら」

 -今日は特に打撃の方が。

 「いやいや、今日はそらお前、ええピッチャーやからそんなに打撃もそんな悪いことないと思うよ。8本、打ってるんやろ?だから、言うてるやん、最後の詰めやっていう。セカンドな、ランナーいった時に。そこで、もうひとつ選べたら言うてるやん。そういうことやん。チャンスは作れてたわけやからなあ、おーん。まあそんな、悪くないやろ。そら、ええピッチャーにそんな打たれへんって。点取れへんって。そんな」

 -ノイジーの当たりは切れたが惜しかった。

 「いや、そんな(笑いながら)、あんなん、そんな惜しないよ」

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