阪神・岡田監督 ノイジーの適時打に「昨日家族来たやんか」「こないだ家族来た時、3割打ってたやんか。んなら、今日打つやんか」【一問一答】
「巨人0-3阪神」(1日、東京ドーム)
阪神が4番・大山の先制10号ソロで主導権を握り、先発の伊藤将も7回4安打無失点の好投で3勝目。九回は岩崎が締めて11セーブ目。シーズン折り返しの72試合目を今季11度目の完封勝ちで飾った岡田監督の一問一答は以下の通り。
(テレビ囲み)
-しびれるゲームだった。
「そうですね。そういう意味でも、九回の2点は大きかったですね、やっぱりね」
-ノイジーのタイムリーで監督も喜び爆発だった。
「いやいや、もう。2点と言わずにあと1点ね。はい。まあこの球場だしね。どういうね。昨日みたいなこともあるんで、とにかくもう1点というのでね。堅くバントもいって、うまく先頭で中野も出てね。良かったですね」
-チーム初安打が大山の一発。
「この初めてね。菅野投手と対戦して、思ったよりもすごくボールも切れていたし、なかなかヒットが出そうな感じじゃなかったんであのホームランが大きかったですね」
-大山は6年連続2桁アーチ。生え抜き選手では岡田監督の12年連続以来。
「ああそうですか。いやいやまだまだ続くでしょう。それは」
-4番に据えた大山の活躍は。
「いや、まあやっぱり打点という部分でね。本人もすごく意識していると思うし、今年は本当にいい時、いい打席というか。タイムリーも多いし。本当、最近までは打点王というか。それにこだわってね。そういうタイトルもね、争って欲しいですね」
-伊藤将が久々に勝った。
「前回もね、2点で援護点なかったし、その前もちょっと九回にやられた部分あったんで。今日は何とか伊藤に勝たしてやろうと。これはもう、今日は野手のミーティングの時でも今日点取ってやると言うのは言っていたんですけど。なかなか点取れなかったけど、伊藤も我慢強く投げていたと思いますね」
-八回の打席での交代となった。
「いやもう流れに逆らわないようにしようとね、ピッチングコーチとね。回ってこなかったらもう1イニングいっていたかも分からないけど、回ってくる打順で。流れに沿って代えましたね」
-シーズン折り返し。
「うん、まああの選手たちにはまずオールスターまでね。何とか貯金減らさずに頑張ろうということを言っているんですけど、なかなかまだね、ベストなメンバーがそろっていないんで、オールスター明けを目指して、それまでは今いてる選手で何とか一つでも貯金増やしていきたいと思っています」
(囲み取材)
-継投のところは流れに沿う方がいいと。
「そうそうそう。打順が回ってこなかったらいってたかもわからんとは安藤(投手コーチ)には言ったんだけどね。なあ。まあ、打順が回ってくるし、(走者が)出たらバントのケースだし。まあ、出なかったからミエちゃんいったんやけど。それは、まあ流れやからね。流れに逆らわないように。勝ってるんだからね。おーん」
-これまでの経験とかを大事にするところ?
「いやいや、まあどうかなあ。まあ、その時の状況というか、なんか。あんまりいらんことをしたらダメやろ。やっぱり。まあ流れが。こういう流れで1-0できているわけやから。それに逆らわないでね。もう2人でね。八(回)、九(回)いこうと」
-その流れに乗って伊藤が久々に勝てたのは大きい。
「大きい大きい、それは。2回ぐらい勝てなかったから。前回も打線がゼロやったしね、2点に抑えてんのにDeNA(戦)もね。なんとか今日は」
-岩貞がいい投球をした。
「いや、ずっと、まあ今は岩貞と岩崎の2人ね。確定しているのはこの2イニングだけど、七回までリードしていれば、なんとかうまく逃げ切れる形はあるから」
-大山が安定している。
「(不振期間が)短いもんな。打率が物語っているんじゃないんかな。今までよりもけっこう高い打率で来ていると思うし。確実性やな。打率いうのはな。悪いといっても周期が短いよね。でもやっぱりずっと4番だからみんなもその流れにな、そこに回そうっていうかな、チャンスもくるし、打点見てもね、だから多いっていうかな、結果だしてる証拠だよな」
-ノイジーに当たりが戻ってきた気配がある。
「昨日家族来たやんか。こないだ家族来た時、3割打ってたやんか。んなら今日打つやんか」
-今日が72試合目で半分。
「おお、そら、まずはオールスターやで。そこで区切りやん」
-お孫さんが来た時に勝った。
「(去り際で)…」