阪神・近本「肋骨骨折」で気になる復帰時期 過去、出場続けた鉄人も オリ安達は1カ月
阪神・近本光司外野手(28)が4日、出場選手登録を抹消。岡田監督は「おん、骨折やからしゃあない」と明かした。球団は兵庫県内の病院で検査を受け、右肋骨骨折と診断されたと発表した。
ネットでは阪神ファンが悲鳴をあげ、「肋骨骨折」、「センター誰」、「近本の代わり」などがトレンド入り。離脱期間にも注目が集まり、「長引くぞ」、「肋骨骨折しながらスタメンでセンターはってた人がいるんですよ、江越大賀っていうんですけど」、「結構人によりますね」などの声もあがった。
現状、骨折の程度、復帰までの期間は不透明。プロ野球選手の過去の例を見ても復帰時期はさまざまで、今後の経過に注目が集まりそうだ。
▽日本ハム・江越…今年4月7日のオリックス戦で死球を受け、左肋骨を骨折。新庄監督が「骨がぱっくり離れていた」としながら、「気合いは十分にある」と抹消せず。1軍でプレーを続け、6月に本人は「もう治りました」と明かした。
▽オリックス・安達…22年9月10日のソフトバンク戦で走者と交錯。同14日に右肋骨骨折の診断と発表された。その後、10月12日からのCSファイナルステージで復帰した。
▽オリックス・太田…20年9月25日の日本ハム戦で走者と接触して負傷交代し、「右肋骨骨折」と診断された。約2週間の安静後、患部の状態を確認しながらリハビリを行うことが発表された。
▽日本ハム・陽岱鋼…16年8月16日のオリックス戦で守備中にフェンスに衝突し、途中交代。翌17日から本人が痛みをこらえながら出場を続けていたが、1カ月後に肋骨2本を骨折していたことが判明した。
▽楽天・嶋…15年6月13日の中日戦でファウルチップが直撃し、当初は打撲の診断も、再検査で「左第7肋骨骨折」が判明。全治4~6週間だった。