「広島０－２阪神」（５日、マツダスタジアム）

　首位の阪神が快勝した。先発の大竹がプロ初完封を無四球で飾り、７勝目。右肋骨骨折で離脱した近本に代わり、１番・中堅で起用された島田がプロ初本塁打となる先頭打者本塁打を放った。

▽試合後、岡田監督の一問一答。

－大竹は申し分ない

「おお、まあ球数もなあ、最後打席まわしたけど、完封ゆうのがな。それに逆らわんといったよ。もう三振して、ツーアウトやったら三振してな。ランナーおったらバントさせとったけど」

－毎回だが、四球を出さない

「きょうのは初回、スリーボールな。ならんかったしな。あんまり。１００ちょいやろ。ちょうど良かったよな」

－７回のピンチも落ち着いて

「いや、セーフティーや、言うてんのに。大山出過ぎたからな。もう見え見えのセーフティーやったから」

－デビッドソン打ち取った後に安藤コーチがマウンドへ

「いや、坂本が呼びよったんよ」

－内容は言えない

「それは知らん。おれは行ってないから」

－広島をずっと抑えている。バッテリーで工夫して。

「そら向こうもなあ、何回もやられてるわけやから、２回やられたんか、これ３回目やもんなあ、そら対策練ってると思うけど、円陣くんどったけどなあ、でもあんだけコントロールよくな、コースコース低め投げれたらなあ、それほど、そら連打浴びんからなあ」

－３回は１点を取って、２、３点取れた。

「いやいや、もうなあ、あそこの打順的にも任すしかない打順やったからなあ。あそこで１本出とったらもっと楽やったけどなあ」

－島田は初回に勢いづけるホームラン。

「いやいや、オレ初ホームランて知らんかったわ。知らんかった。打ってるもんと思ってたけど今のヒーローインタビューまで知らんかったよ、初ホームランは」

－驚いたか

「いやいや、まあ。近本がいてない分、昨日の時点でもう島田いこうと。内容良かったからねえ、昨日も。バッティングの内容も悪くないし、あんまり打順いじるのも嫌やからな。だから、木浪も定位置の方がええわ。中野もそうやけどな、ずっとあの打順でやってたからな」

（去り際に）

「あとはもう大竹でええやろ」