阪神・岡田監督の怒り収まらず 「振れてないの、どうすんの?」「昨日からというより、ずっとやん」前日は会見拒否
「阪神0-3中日」(16日、甲子園球場)
阪神が中日・メヒアを攻略できず、今季11度目の完封負け。今季3度目の3連敗となり、2位・広島とのゲーム差は1に縮まった。前日は2点のリードを守れず同点とされ、延長戦では失策絡みで決勝点を失い、「なしや言うてんねん!」と試合後の監督会見を拒否した岡田監督だったが、この日は打線が振るわず、怒りは収まらなかった。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。
-メヒアを打線が打てなかった。初モノ(初対戦)だったが。
「いやいや、初モノとか、そんなんは関係ないよ」
-昨日から打線の状態が良くない。
「いや、昨日からというよりは、ずっとやんか。ずっと言っていることやけどな」
-直球に差し込まれている。
「だいぶな。ちょっとじゃないよ」
-森下は三、五回とチャンスが回ってきた。
「そういうことよ。だから差し込まれているということよ」
-佐藤輝は1軍に復帰してからの打率が1割を切った。
「えっ、なんの?そんな数字は見てないわ。そんな数字知らんわ。そんなん基準あんの?」
-振れてない。
「それどうすんの、振れてないの。それどうすんの(笑)なあ。どうすんのよ」
-何とかしてほしい。
「何とかって、どうすんの、そんなん。そういう質問はどう答えたらええの。ええ」
-外すとか。
「それは俺が決めることやん。そんなん新聞社に言うことじゃないやろ。外すとか使うとか。なんでよ、それ、そういう質問するから、おかしいことやろ」
-伊藤将は打線の援護があれば違った結果に。
「まあ、1点でいっとったらのう。まあ終盤は分からへんからな1点じゃ」
-七回はもったいなかった。
「いやいや、オレが思ってるようにな、攻めきれんかったと思うよ。ずっと昨日から言うてることやけどな。見たら分かるやんか。そんなの」
-伊藤将は相手の好投手と当たることもあり、援護に恵まれない。
「そんなん巡り合わせやから、しゃあないけど。そんなん結局、打つ方やろ。どのピッチャーでも打つ方やないか。伊藤(将)だけやないやん」
-今日は伊藤将に梅野ではなく坂本を組ませた。
「昨日、あまり、最後の方な。(梅野のリードが)ひどかったからやないか。それだけのことやろ」
-明日、前半戦最後、いい形で終わりたい
「いい形て…どんな形やねん」