阪神・和田2軍監督 OB横田さん死去に「状態が悪いと聞いていたので心配していた」「先を見たかった」

 和田監督を中心にガッツポーズをみせる(手前右から時計回りに)岩貞、横田慎太郎さん、梅野、岩崎、山本、陽川=2013年12月
 和田監督、鳥谷が見る中、力強い打撃でアピールする横田慎太郎さん=2015年2月
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 阪神は18日、球団OBの横田慎太郎さんが同日午前5時42分に死去したと発表した。病名は脳腫瘍。28歳だった。通夜、告別式は詳細が決まり次第、通知するという。

 阪神・和田2軍監督はフレッシュオールスターが行われていた富山市民球場アルペンスタジアムで、横田さんを追悼。「俺が(監督)やってるときに入ってきた選手なんで、お父さんもよく知ってるんでね、同期で大学で一緒にやってたんで、もちろん闘病してるのは知ってて、ここ数日というか1カ月くらいかな、状態がちょっと悪いと聞いてたので、非常に心配はしてたんだけど」と明かした。

 16年には金本監督のもと、20歳の若さで開幕スタメンを勝ち取った。期待の大きい選手だったが、「そんな中一緒にユニホームを着てね、目の前でプレーを見てるし、入ってきたときはダイナミックな選手だったけど、1軍で起用されたときに本当に塁に出るんだっていう思いがひしひしと伝わってくるような打席を何度も見せてくれてね、足もある選手だったし、その先をみたかったなっていう、本当に残念の一言」と、沈痛の面持ちだった。

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