3三振で涙の阪神前川「もっと強くならないといけない」 隣で慰めた木浪は「後輩のそういう場面を見たらカバーできるように」

 6回、空振り三振に倒れる前川(撮影・山口登)
6回、3打席連続三振に倒れた前川(右)はベンチで涙を流す(撮影・田中太一)
2枚

 「阪神タイガース7-2広島東洋カープ」(28日、甲子園球場)

 阪神がドラフト1位・森下翔太外野手(22)の4安打3打点の活躍などで首位攻防初戦を制し、一夜で首位に返り咲いた。広島の連勝は10でストップした。

 この日、後半戦初のスタメンとなる「6番・右翼」で出場した前川は3三振を喫して、七回の守備からベンチに退いた。六回1死一塁で迎えた3打席目に、ケムナの前に空振り三振に倒れると、ベンチでは思わず涙を流した。

 試合後に前川は「もっと強くならないといけないと思います」と一言だけ話し、その後は報道陣の問いかけに応えなかった。

 ベンチで涙を流す前川の隣に座り、優しく声をかけて慰めたのが木浪だった。試合後に木浪は「泣いてるのかなと思って、普通に聞きに行ったというか、たぶん三振して悔しかったんだろうと思って…『次やり返したらいいじゃん』みたいな感じで話しただけで、別に取り上げられるような(笑)」と明かし、「自分も若くないんで、後輩のそういう場面を見たらカバーできるように、そういう人間にもなっていきたいので、普通に寄り添っただけです」と爽やかな笑顔で話した。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス