阪神・岡田監督 収穫のドロー「青柳がな、だいぶよく戻ってきたいうかな」「負けてないんやから別に(笑)」一問一答

 引き分けに終わり、グラウンドから引き揚げる岡田監督(撮影・高部洋祐)
 延長11回、松山(手前)が空振り三振に倒れ、ベンチで喜ぶ岡田監督(撮影・田中太一)
 6回、木浪に笑顔を見せる青柳(撮影・田中太一)
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 「阪神タイガース2-2広島東洋カープ」(29日、甲子園球場)

 阪神が終盤の大ピンチをしのぎ、首位の座を死守した。総力戦で引き分けとなり、ゲーム差0は変わらなかった。

 投手陣は7回1失点と力投した先発・青柳ら7投手の継投。打線は六回に佐藤輝が12号ソロを放った。

 試合後、岡田監督の一問一答は以下。

-リリーフ陣がよく踏ん張った

「いやいや、まあの、昨日、日にち明けとったからな、桐敷も。左ばっかり、今日は青柳やから並べてくるのは分かってたからもう。あの1球だけやなあ。岩貞の初球なあ。もうちょっとなあ、慎重に入ったら良かったけど、あの1球だけやったよ」

-リードしていただけに勝ちたかった

「今日は1点やからな。それは分からんけど、青柳がな、ほんと、だいぶよく、戻ってきたいうかな。コントロールも今日は良かったし、スピードも出とったしなあ」

-勝ちをつけたかった

「いや、まだまだ、先あるわ」

-坂本との初バッテリーを組んだ

「ちょっと一回、気分を変えてみようと思ってな」

-坂本の良さは

「良さっていうか、たまたま思うよ。それは」

-佐藤輝のホームランでムードが変わったが、うまくいかない

「うまいこといかないって、負けてないんやから、別に(笑)うまいこといかんって別に、負けたんちゃうのに何を言うてんの」

-明日はロード前最後の一戦。勝ちたいところ。

「いや、そんなん。勝ち負けなんか今言う必要ないっていうの。何を言うてんの。7月でおまえ。そら結果的に勝ったらそらなあ、気持ちよく行けるだけの話やないの。なんでそんなおまえ高校野球の決勝じゃないんやで」

-八回は2人で1イニングというイメージだったか

「そやよ。小園から岩貞をいく予定やったからな、セカンドいかんと一塁で止めたからな、よっしゃと思ったけどな。やっぱりあの初球の入り方やな」

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