阪神・秋山 粘り切れず3失点「簡単にランナーを出し過ぎた」 次回登板?岡田監督「流動的」

 「中日ドラゴンズ3-1阪神タイガース」(2日、バンテリンドーム)

 粘りに粘ったが、最後に力尽きた。阪神・秋山拓巳投手(32)が無念の今季初黒星だ。

 「簡単にランナー出し過ぎた。力むのはなかったですけど、重い場面が多かった」

 同点の五回、先頭・大島に右前打を許すと、続く岡林に右翼線へ勝ち越し二塁打を献上。2死二塁から宇佐見に右前適時打を浴び、ベンチからタオルが投げられた。4回2/3を3失点。「直球の強さをもっと出さないとしんどい」と反省した。

 3日・中日戦に先発するビーズリーを登録するため、秋山はいったん、抹消される見込み。ただ、発熱を伴う体調不良で特例抹消された大竹の代替選手であるため、10日を待たずして再登録が可能。岡田監督が「流動的」と話したように、次回は大竹の体調とビーズリーの結果次第となりそうだ。

 「諦めずに頑張りたい」と秋山。まだ終わるわけにはいかない。

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