阪神・岡田監督 DeNAの代打策に「いやラッキーやと思ったよ佐野を代えるんやからな」「島本様々よ」【一問一答】

 ナインを迎える岡田監督(撮影・金田祐二)
 好投した(左から)島本、伊藤将らと勝利のタッチをする岡田監督(撮影・吉澤敬太)
 選手交代を告げる岡田監督(撮影・立川洋一郎)
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 「横浜DeNAベイスターズ2-3阪神タイガース」(6日、横浜スタジアム)

 同一カード3連勝でDeNAの自力優勝の可能性を消滅させた阪神。岡田監督は「島本様々よ」と七回1死二、三塁のピンチを切り抜けた左腕を大絶賛し、DeNAベンチが佐野に代打・楠本を告げた場面は「いやラッキーやと思ったよ」と語った。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 -七回は島本がピンチをしのいだが。

 「えーっ。いや、きのうもきょうもそんなん、六回にしてもミスばっかりで。自分らでそんなん苦しめとるんやからなあ。考えられへんよ、あんなん。わざわざ、しんどい展開に持っていっとるんよ、なあ。おーん」

 -そんな中で島本が最近、走者がいる場面で結果を出している。

 「そらお前、島本様々よ。そんなのお前。いてなかったら、きのう(おとといと思われるが)負けとるよ。きょうも」

 -おとといもランナーいるところで。

 「わあ、おととい。おーん」

 -島本のどのあたりをみて、そういう場面で起用しているのか。

 「いや、彼っていうか、それは、こっちが見極めて、こういう時には島本やと思って、投げさせているわけやから。うーん。それはお前、それは秘密よ。お前、なにがええか言うのは。そんなん」

 -佐野のままでも島本に代えたか。

 「え?代えてたよ」

 -島本を告げる前に先に楠本に代えてきてどう思ったか。

 「いやラッキーやと思ったよ。そらおまえ、佐野を代えるんやからな。代打ってなかったから待っとったんや、だから。楠本が出てきたからなあ」

 -島本はああいう形でピンチに?

 「いやいやあんなんあったらアカンっていうことや、だから。あんな展開あったらアカンっていうことやんか。えーしかし、ひどいよな」

 -8回もケラーがなんとかしのいだ。

 「なんとかな。だからもう、失投というか、甘い球なんかいける場面じゃないわけやからさ。そこでもし、ね、投げるんやったら、そういうことを考えて、な。ワンストライクツーボールからでも、なあ、浜地にしてもなあ、あんなインコースの甘い球がいくこと自体が、そら、もう力がないってことやからな。はっきり言って。そういうことやからな」

 -岩貞、加治屋は状態が落ちている。

 「いやいや、状態が落ちてるから使わんじゃないよ。ベストの状態で、やから使うただけやんか。これ、また延長なったら使わなあかんのやから、そら。そんなんは、こっちの、お前、な、考えていることであって、それが成功するか成功せんかだけやんか。たまたま成功しただけやで。でも。そんな100%の決まりごとはないわけやからな。なあ」

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