阪神・岡田監督 島田の落球に「別にええやんか(笑)」「責めるもないわ、そんなもん」【一問一答】

 7回、チャンスにベンチで笑顔の岡田監督(撮影・棚橋慶太)
 11回、木浪の安打で生還した梅野(左)を出迎える岡田監督(撮影・棚橋慶太)
 巨人に連勝し、笑顔でナインを迎える岡田監督(中央)=撮影・西岡正
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 「読売ジャイアンツ2-5阪神タイガース」(9日、東京ドーム)

 阪神が6連勝で貯金を大台の「20」に乗せた。岡田監督は「すんなりいってたらよかったですけど。九回でね」と苦笑いを浮かべつつも、島田の落球については「別にええやんか(笑)勝ったんやから」と不問にし、「責めるもないわ、そんなもん」と語った。

 試合後、岡田監督との一問一答は以下の通り。

 (テレビ)

 -延長戦を制した

 「いや、ねえ。まぁ、変なゲーム言うたら、おかしいですけど。おーん。すんなりいってたらよかったですけど。九回でね」

 -八回にチームを救ったのは中野のホームラン。

 「ああ、はいはいはい。いや、やっぱり嫌な流れでね、エラーからの失点だったんで。まあ、だから、ここの球場はね、(中野が)一番ホームランの可能性がね、ない選手だったかもわからないけど、ほんとに千金のホームランだったですね」

 -梅野、木浪と下位打線の2人が勝負強さをみせた。

 「調子あがってきているんで。梅野もね。まあ、だからチャンスのときに結構、いい打点をあげているというかね。うん。なかなか、いい仕事をしてますよ。下位打線がね」

 -きょうも踏ん張ったリリーフ陣、ビーズリーにもひと言を。

 「中5日でね、子どもとか生まれて病院とか行って月曜日来る予定がちょっと退院とかで遅れたんだけど。今日はもう3回でいいと思って、3回で桐敷に替えようと思ってたんだけど。まさか5回まであんなピッチングすると思ってなかったんで。でも、今度ちょっと1回間隔開けますけど、当然、戦力として、ローテーションのピッチャーとして力あると思いますね」

 -明日は戸郷

 「いやいや、こっちも才木なんでね。才木久しぶりなんでね。良い投手戦になるんじゃないですか」

 (囲み取材へ移り)

 -嫌な流れからはね返した。

 「中野のホームラン大きかったなあ。まあ、1点やったら何とかやりそうやったけどな、まあでも嫌な点のな、まあ、なあ、こっちもピッチャー、あっから用意してなかった。もう桐敷最後まで行かす予定やったからな、4イニング、他のピッチャー使わんと、2人で今日は行く予定やったけどな。だからもう次もなバッターから桐敷もう打たすて言うとったからな」

 -島田は声の連係か。

 「何?声の連係て」

 -落球ですけど、まあ。

 「何?まあて」

 ーイージーミスというか。

 「いや、イージーミスてお前、そら、その連係なってなかったんやろ?久しぶりで。もうそれだけのことやろ?別にええやんか(笑)。勝ったんやから、お前。そんな何も責める何もないわ、そんなもん」

 -連勝中はミスがあっても誰かがカバーしている。

 「まあ、外野のな声というか、そんなんで、そら声出しのなあれになったんだとは思うけど、そんなんは別にお前、どうやった?って聞くような問題じゃないやん。あんなん当事者が一番分かってるから別にええやん。こっちが言う必要ないよ」

 -同点以降もリリーフ陣が踏ん張った。

 「そうやな。やっぱりケラーがちょっと使えるから、それが大きいわな。ほかがいない中でな、おーん」

 -今日もケラーはあの打順で。

 「そうやなあ。ちょうどええとこやったしな。言うてた通りやったからな(笑)」

 -中野は初回はバント失敗で送れず。

 「バントなあ。バント、あんまうまないよな。あんまりさせてないから、うまなれへんかもわからんけど」

 -それでも、ホームランで。

 「まあ、それはバント失敗よりもホームランの方が価値あると思うよ。試合の流れから言うて、一番、価値あるホームランよ。今日はなあ。追いついたいうのがな、おーん。まあ、うしろのな、ブルペン陣やったら、何となくいけそうな感じはしたからな、そらな」

 -最後は木浪がだめ押し。

 「おん、打っただけやんか」

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