「阪神タイガース－東京ヤクルトスワローズ」（１３日、京セラドーム大阪）

　阪神の岡田監督が繰り出したリクエストで、審判のアナウンスミスより球場が騒然となるシーンがあった。Ｘ（旧ツイッター）では「言い間違い」がトレンド入り。ファンの注目を集めている。

　四回無死一塁から近本がセンターへ痛烈なライナーを放った。この打球に対し、塩見がスライディングキャッチを試み、判定はアウト。二塁に進んでいた伊藤将もアウトとなり、併殺となった。

　ここで一塁ベンチから岡田監督が飛び出してリクエストを申請。ボールは捕球する前に人工芝の上で弾んでおり、映像がバックスクリーンに映し出されたことでスタンドも安打と確信していた。

　しかし有隅塁審が場内アナウンスで「ノーバウンド捕球が確認されましたので」と発すると、スタンドは怒号に包まれた。その直後、「失礼しました。ワンバウンドと確認できましたので」と再訂正。するとスタンドは爆笑に包まれ、一塁塁上にいた近本も満面の笑みを浮かべた。ベンチの選手たちも一様に笑顔だ。

　ファンからは「え？からの言い間違いで」「あの審判がノーバウンド言うた時の近本選手の、は？って顔と岡田監督のキレ顔が。。笑」「言い間違いはレア」といった声が集まっていた。