阪神・梅野が左手首に死球を受け途中交代 病院で検査へ ヤクルト戦での死球禍にスタンド騒然 三回には近本も

 5回、左腕に死球を受け、倒れ込む梅野(撮影・高部洋祐)
 5回、死球を受けベンチに戻る梅野(撮影・山口登)
 5回、死球を受ける梅野(撮影・高部洋祐)
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 「阪神タイガース5-3東京ヤクルトスワローズ」(13日、京セラドーム大阪)

 阪神の梅野隆太郎捕手が五回に左手首に死球を受け、悶絶するシーンがあった。大阪市内の病院で「左尺骨の骨折」と診断され、岡田監督は今季絶望を示唆した。

 4-3の五回1死、ヤクルト・今野が投じた7球目144キロ直球が左手首に直撃した。梅野はその場に倒れ込み、ベンチからトレーナー、今岡打撃コーチが心配そうに飛び出した。

 捕手がアウトコースに構えた1球が逆球となってしまった。いったん治療のため、ベンチにさがった梅野。右翼席からは「頑張れ、頑張れ、梅野!」のコールが飛んだ。

 しかし岡田監督は梅野に代走・坂本を告げた。この試合2個目の死球にスタンドからは怒号が飛んだ。梅野は固定した左腕を三角巾で吊った姿で「何も言うことはありません」と無念の表情で迎えのタクシーに乗り込んだ。診断結果は左尺骨の骨折で岡田監督は「今年は無理でしょ」と今季絶望であることを明かした。首位を走る阪神にとって大きな痛手となりそうだ。

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