「阪神タイガース５－３東京ヤクルトスワローズ」（１３日、京セラドーム大阪）

　阪神の梅野隆太郎捕手が五回に左手首に死球を受け、試合中に大阪市内の病院を受診。左尺骨の骨折と診断され、岡田監督は試合後のテレビインタビューで「今年は無理でしょ」と今季絶望であることを明かした。

　今野が投じた１球が梅野の左手首を直撃すると、スタンドからは怒号が飛び交った。五回１死、捕手がアウトコースに構えた１球が逆球となってしまった。その場に左手首をおさえながら倒れ込んだ梅野。治療のためベンチにさがったが、代走・坂本が告げられた。

　試合中に大阪市内の病院で検査し「左尺骨の骨折」と診断された。岡田監督は「代わりはいない」と離脱に表情を曇らせ、「非常に困りますね。デッドボール投げる、そういう場面でもないし」と怒りをにじませた。

　ネットでもファンが悲痛な叫びを挙げ「とんでもなく痛い」「岡田監督インタビューで一番衝撃」「岡田監督のインタビュー、怒りをグッと抑えてるのが伝わってきた」「梅野は責任感がめちゃくちゃ強いので本気で悔しがってると思う」といったつぶやきが集まっていた。