高木豊氏がうなった阪神・岡田監督のタクト「次から次へと手を」13日ヤクルト戦の七回 相手ベンチと策の応酬

 野球評論家の高木豊氏が14日、自身のYouTubeチャンネルを更新。13日の阪神-ヤクルト戦(京セラドーム大阪)で10連勝へ導いた阪神・岡田彰布監督のタクトを絶賛した。

 「もう次から次へと手を打ってくるよね」と高木氏がうなった場面は1点リードの七回1死一、三塁。カウント1ボールから打席の坂本はセーフティースクイズを試みたが、ファウルとなった。続く3球目、今度はヤクルトバッテリーがピッチドアウトでスクイズを警戒。カウント2-1となったところで、岡田監督はヒットエンドランを仕掛け、見事に坂本が中前へはじき返して貴重な追加点を奪った。

 「岡田監督の采配というのは、状況とか選手心理、相手ベンチの考えとか。相手がウエストしたからエンドランに切り替えた。細かな采配だよね」と評した高木氏。岡田監督は試合後、「もう1点と思っていたので。ヤクルトのことだから初球は様子を見てくるだろうと思っていたけど、(エンドランはヤクルト側が)外したあとだったからね。エンドランの方が三塁ランナーはアウトにならないじゃないですか。スクイズやったらアウトになるけど、はまればね」と明かしていた。

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