阪神・岡田監督 優勝マジック点灯に「まだまだそらあれよ」「どこと優勝争いしてるん」と自軍を重要視【一問一答】
「広島東洋カープ3-5阪神タイガース」(16日、マツダスタジアム)
阪神がリードを守り抜き、優勝へのマジック「29」を初点灯させた。18年ぶりとなる“アレ”への道筋がはっきりと定まった中、「まだまだそらあれよ」と岡田彰布監督はあくまでも一戦ずつを強調。「どこと優勝争いしてんの?」と言い、自チームの勝利だけを最重要視して歩んでいく考えだ。
以下、試合後の岡田監督との一問一答。
-リリーフ陣がよく守った。
「そうやなあ。2点差でなあ、あそこは乗り切ってくれたらよかったけどなあ。大竹がな」
-桐敷が流れを変えた。
「そうよ。ちょっと(間隔が)あいていたしな。打順が回ってきたら交代される予定だったけどな。加治屋行くつもりだったけど。回ってこんかったからな、うーん」
-桐敷はイニングをまたげるのが強み。
「いやいや、なんかなあ、ずっとなあ、いいピッチングをしているし、ちょっとはまっているよな。そういう意味では」
-大竹は久々の登板。
「最初はちょっとな、やっぱりなあ。だいたい初球、ポーンとストライクを取るのに。まあ実戦ちょっと離れとったから。まあでも3回ぐらいからはポンポンいけたし。まああの回までやったんやけどな、100ぐらいいっとったから2点で乗り切って欲しかったよな。せっかくええゲッツー取ったからな」
-打線は1、2番が得点に絡んで。
「ずっとそらもう初回からな、チャンス作れるんやから。2人とも調子ええからな」
-佐藤輝に替えて小野寺を三塁に。
「いやいや。負けたから替えやすかったよ。勝ってるとあんま替えづらいけどな、ずっと勝ってたから。昨日の負けが良かったよ」
-佐藤輝を外して小野寺を使うのは想定通りだったか。
「いやもう昨日お前、帰って決めとったよ、そんなもん。そんなんもう昨日の夜からの話で」
-優勝を狙うチームは昨日のような不甲斐ないプレーは…。
「そんなん試合出られへんようなるよ、そら。あんなことしてたらなあ。今日も最後なあ、小野寺のとこ行くつもりやったけど、やっぱ回ってけえへんわな(笑)。そういうことやろ?」
-残り試合が少なくなってくる中、そういうミスをしたら下げたりも。
「いやミスっていうか、ミスっていうかお前、そら今日みたいになあ、当たり前のことを当たり前にやったらええ結果が出るだけやんか。自分らで崩れていくのは、そら出れんわな。こんなお前、勝ってるチームでな」
-ズルズルいかずに勝ちきったのは大きい。
「まあズルズルというか、普通にやったらズルズルいけへんよ。そういうことやろ、別に。変なことするから負けるやんか、変なことせんといたらええねん」
-マジック点灯。1つの節目。
「まだまだそらあれよ、全然関係ないよ」
-目指す指標ができた。
「いやいや、そこまで先は見てないからなあ、今週なんとかな、一番苦しいところやな、外でなあ。まあだから、明日の雨予想して広島もあんなピッチャー来たんかなと思ったけど、こっちも普通にやったらええと思ったからなあ」
-優勝争いの中、普通のことが難しくなってくることもありそう。
「え、どこと優勝争いしてるの?分からんけど、俺らは一つずつ勝っていくだけやんか。別に優勝争いとかしてないで」