阪神・岡田監督 好投桐敷に「ちょっとハマっているよな」 マジック点灯も「まだまだそらあれよ」【一問一答】

 「広島東洋カープ3-5阪神タイガース」(16日、マツダスタジアム)

 阪神がリードを守り抜き、優勝へのマジック「29」を初点灯させた。2017年以来6年ぶりの夏のロード勝ち越しで、18年ぶりの“アレ”への道筋が定まったが、岡田監督は「まだまだそらあれよ」と強調。「どこと優勝争いしてんの?」と自チームの勝利だけを最重要視して歩んでいく考えだ。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -中継ぎ陣がよく投げた。

 「2点差でなあ、あそこは乗り切ってくれたら良かったけどなあ。大竹がな」

 -桐敷が流れを変えた。

 「そうよ。ちょっと(間隔が)空いていたしな。打順が回ってきたら交代させる予定だったけどな。加治屋いくつもりだったけど、回ってこんかったからな」

 -桐敷はイニングをまたげるのが強み。

 「ずっとなあ、いいピッチングをしているし、ちょっとハマっているよな、そういう意味では」

 -打線は1、2番が得点に絡んだ。

 「そらもう初回からな、チャンス作れるんやから。2人(近本、中野)とも調子ええからな」

 -佐藤輝に代えて小野寺を三塁に。

 「負けたから代えやすかったよ。勝ってるとあんま代えづらいけどな、ずっと勝ってたから。昨日の負けが良かったよ」

 -想定通りだったのか。

 「いやもう、昨日お前、帰って決めとったよ、そんなもん。そんなんもう、昨日の夜からの話で」

 -残り試合が少ない。ああいうミスをしたらベンチに下げる。

 「ミスっていうかお前、そら今日みたいになあ、当たり前のことを当たり前にやったらええ結果が出るだけやんか。自分らで崩れていくのはそら出れんわな。こんなお前、勝ってるチームでな」

 -ズルズルいかずに勝ったのは大きい。

 「まあズルズルというか、普通にやったらズルズルいけへんよ。そういうことやろ、別に。変なことするから負けるやんか、変なことせんといたらええねん」

 -マジック点灯。1つの節目。

 「まだまだそらあれよ、全然関係ないよ」

 -マジック点灯で目指す指標ができた。

 「いやいや、そこまで先は見てないからなあ」

 -優勝争いの中、普通のことが難しくなってくることもありそう。

 「え、どこと優勝争いしてるの?分からんけど、俺らは一つずつ勝っていくだけやんか。別に優勝争いとかしてないで」

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