阪神・岡田監督の猛抗議中に見せた選手の熱量 全員が怒りの指揮官を見つめる にじむチームの一体感
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「横浜DeNAベイスターズ2-1阪神タイガース」(18日、横浜スタジアム)
阪神は逆転で敗れ後半戦初の連敗となった。だがそれ以上にファンの心にモヤモヤを残したのが九回の攻撃。熊谷が二盗に成功したかに思われたが、リクエストで判定が覆り一転してアウトになった。
敷田三塁塁審の説明から突然、「妨害」という言葉が出てきたため、ベンチから岡田監督が飛び出し、時には語気を強めながら審判団に詰め寄った。抗議は退場時間のギリギリまで続けられたが、ベンチの選手たちは全員が指揮官の抗議を見つめ、その場を動こうとしなかった。
その様子は写真で見ても分かるように、岡田監督をはじめチーム全体が一体感を持ってゲームに臨んでいることがにじみ出ている。これも首位を快走している一つの要因なのかもしれない。チームの熱量を感じさせる指揮官、そして選手たちの姿だった。