阪神・岡田監督「今はスペードのエースやろ」緊急登板の桐敷を絶賛 「俺だけやったけどな、小幡で行く言うたのは」とドヤ顔も【一問一答】

 6回、投げ終え、ナインとタッチを交わす桐敷(左)=撮影・高部洋祐
 試合後、タッチを交わす(左から)桐敷、青柳、岡田監督(撮影・堀内翔)
 6回に登板し力投する桐敷(撮影・西岡正)
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 「横浜DeNAベイスターズ2-6阪神タイガース」(19日、横浜スタジアム)

 阪神が逆転勝ちで連敗を2で止めた。2位の広島が勝ったため、優勝マジックは1つしか減らなかったが、27となった。

 1点を追う六回に小野寺の適時三塁打と大山の中犠飛で逆転。七回に近本の適時二塁打。八回には坂本、小幡の連続適時打で2点。九回には大山が14号ソロを放つなど、終盤の4イニングで6得点を挙げる底力を発揮した。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。

 -小野寺がいい活躍。

 「そうやね。森下が調子悪かったからなあ」

 -小野寺は左に強い。

 「いやまあ左やしなあ。森下は、ちょっと崩れてるというか。だからまあ、ね。今の小野寺なら打てそうな感じだし。左やったらね」

 -8番の小幡が出塁すると流れがいい。

 「いやいや、こんなんで外したら、お前。こんなん、何のために昨日出たのかわからへんやんか。使わんと。俺だけやったけどな、小幡で行く言うたのは。他はみんな、木浪やったけどな。そんなもん、小幡を殺してしまうやないか。今日外したら。まだまだ使わなあかんのに。そんなもん」

 -七回は1点ほしいところで代打の栄枝に犠打。

 「それはやっぱり、まあ普通やろ。あと1点…あれは1点返された後やったんかな。まあここの球場やったら1点よりも2点、2点よりも3点のほうがそれはお前、そういう球場やからな。やっぱり」

 -セーブ機会でない状況で岩崎を出した。

 「もうあと点入っていたらな、ブルワーを行っていたけど。4点やったら、もう準備しているから、そこでまた変えるいうのもアレやと思って。あと点が入っていたら、変えてたけどな」

 -坂本の打席でのエンドランも決まった。

 「普通に打たせたらゲッツーになる可能性の方が高かったからな」

 -攻めあぐねた石田が5回で代わったのは大きかったか。

 「いやいや、ようなってきたなと話しとったんよ、おーん。でも六回な、この回やな言うとったら代わったからな。別に何となくそろそろ(打てる)っていう感じはあったけどな。中5やから、ひょっとしたらいうのはあったけどな」

 -五回に石田が送りバントした後に代えてくるのは想定していた?

 「いやいや、ちょっと分からんかったから、おーん。何かな、リリーフカーが来とったから、あれ思ったけどな」

 -青柳は。

 「いやいや、何かふくらはぎつったとかいうてお前。右のふくらはぎやからあかんわな、あの投げ方で右のふくらはぎはそんなもん、重心乗る方やから、そらきついわな」

 -状態はそんなに

 「重ないやろ」

 -青柳は安打を許しながらも四球はなく粘った。

 「うん。まああと1回行ってくれたらなと思とったからな。まあ、この暑さとかいろいろ考えると6回投げきってくれたらなと思ったけど」

 -足に問題なければ次も?

 「ああ、そうそうそう。ちょっと様子見てやけどな。そんなひどいことはないと思うよ。うん」

 -桐敷は急ピッチでマウンドへ。

 「いやいや。もう用意しとったよ。もう七回くらいから桐敷やからな。順番的にな」

 -桐敷は回またぎもできる。

 「そら、まあオールマイティーやろ。今はスペードのエースやろ。あれ」

 -昨日、ああいう後味の悪さがあったが。

 「いや、だからもう、球団の方から連盟に連絡して、もうあとは任せてあるから。まだ返事とか来てないらしいけどな。何かの回答はあるやろ。それは任せてあるから、別にお前」

 -それよりも連敗を止めると。

 「いやいや、今日のゲームは普通にやるだけやんか。連敗しとったからなあ。まあ、1つ勝っとけば、明日また普通にできるやんか」

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