阪神・岡田監督 球団初の京セラD全勝締めや 「普通にやったら負けへんなあと思ってるけどなあ」日程にも余裕

 阪神・岡田彰布監督(65)が21日、新横浜駅で取材に応じ、球団初となる京セラドームのシーズン全勝締めに自信を見せた。今季は6戦全勝。「普通にやったら負けへんなあと思ってるけどなあ」。22日からの中日2連戦へ貫禄を漂わせた。

 Vロードへ追い風が吹いている。ここ最近は6連戦が続いていたが、今週から3週連続で1週間5試合。日程に余裕が生まれ、岡田監督はニンマリだ。

 「ピッチャーは余裕のある週はなかったよ。全部6連戦やったからな。これからの3週間は全部5試合でいけるから、ピッチャーも余ってきたというな」

 先発は才木、西純、ビーズリーが出場選手登録抹消となり、ようやく西勇に出番が回ってきた。一方、「ブルペン(の数)は一緒よ。変えへんよ」とキッパリ。現状は岩崎、岩貞、加治屋、島本、石井、桐敷、ブルワー、及川、岡留の9人で運用している。今後も状態や疲労を考慮してベンチ外の措置を取るなど臨機応変に運用する考えだ。

 ここまで夏のロードは14勝4敗と絶好調。残り5試合で過去最多16勝(2017年)は十分に射程圏内だ。さらにあと2勝で阪神監督通算460勝となり、歴代3位タイに躍り出る。歴史的な夏に一つずつ、マジックナンバーを減らしていく。

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