阪神・大竹も完封や 20日・DeNA戦の伊藤将に刺激「自分も続けるようにしたい」 23日・中日戦先発
後輩左腕の勇姿に震え立った。23日・中日戦(京セラ)に先発予定の阪神・大竹耕太郎投手(28)が21日、20日・DeNA戦(横浜)で完封勝利を挙げた伊藤将に続いて好投を果たすことを誓った。
「この時期に屋外球場で。やっぱすごいなと思うし、自分も続けるようにしたい」。同日の試合後には自身のインスタグラムのストーリーズ機能で「すごい…完封さすが!」と祝福。すぐに反応せざるを得ないほど、刺激を受けていた。
次戦はトラウマが残る京セラドームでの登板。ソフトバンク時代の2021年3月31日・オリックス戦で先発し、3回7失点でKOされて以来、2年ぶりのマウンドとなる。「払拭したい」。今季から阪神に移籍し、現在はチーム最多タイの8勝を記録。成長の軌跡を確かめるには絶好の舞台となる。
この日は甲子園室内練習場でキャッチボールなどをして調整した。「(ドームで)涼しいですし、いいですね」。悪夢の残る戦場も、今はもう怖くない。