サヨナラ勝ちの阪神・岡田監督「今日は島本が本当に頑張ったよ」9四球の打線も評価「今の方が声出るな」【一問一答】
「阪神タイガース4-3中日ドラゴンズ」(22日、京セラドーム大阪)
阪神は今季8度目となるサヨナラ勝ちで3連勝。優勝マジック25とした。
十回は2死満塁のピンチを島本がしのいだ直後、2死満塁から大山が左前に運び、試合を決めた。
岡田監督の一問一答は以下の通り。
(テレビインタビュー)
-最後はサヨナラ勝ち。どうみていた。
「いやいや、やっぱりゲッツーのとこやね。あそこで、ちょっと安心したかもね。木浪もね。あまりにもね、打球が緩かったから。バッター木下だしね。まあ、でも、ピッチャーも含めてね、リリーフ陣も、よく踏ん張ったしね。その前もね、ツーアウトランナーなしからだからね。最後もね。やっぱり、出してはいけないフォアボールもあったけど、こっちもちゃんとフォアボールを選んだいうことかな。やっぱりね」
-チームは9つの四球を選んだ。シーズン序盤からできている。
「だから、そうですねえ。大事なとこで、ボールを振らないっていうか。だから、そういうなんか、ベンチもそういう雰囲気というかね。そういう応援の仕方してるから。ボールを選んだときが一番喜んでるわ。みんなね」
-試合の流れはどうみていた。
「いやいや流れはやっぱり、あのゲッツーがポイントだったけどね。西もまあまあよかったからね。あそこ、ゲッツーで1点で抑えてたら、もうあそこで交代さそうと思ってたから。でも、まあ、これはね。やっぱりみんな、ブルペンを含めて、野手ももう残ってなかったけどみんなの力じゃないですかね」
-代打の代打のミエセスが四球。
「最初は糸原でいこうと思ったけどね、まあ同点に追いついたらマルティネスが来ないからね。だからやっぱりあの回くらいでいってほしかったですね」
-サヨナラ勝ちは8度目。
「もっとすっきり勝った方がいいんじゃないですかね。追いついたサヨナラはいいけどね」
-今週は木曜日が試合がない。長期ロード最後の週をどう締めくくりたいか。
「伊藤が1人で投げきってくれたおかげでブルペンもけっこう元気だし、もう1試合みんなで頑張れば、また1日空くのでね。明日もそういう形でやっていきたいですね」
(囲み)
-四球は大事なところで選ぶのが大事と話していた。
「そやなあ、もう延長なって、そのボール球を見極めた時が一番声が出るなあ、ベンチが(笑)」
-ベンチのムードはシーズン序盤と変わってきたか。
「いやいや、今の方が声出るな、シーズンの最初よりもな。やっぱりそれはみんな分かってることであって、最後も四球、四球やで、2番、3番のな、そういうことやんか。あれ近本だけやもんな、ヒット、満塁なったけど」
-森下も久しぶりに当たりが戻った。
「いやいや、3打席目、もしチャンスやったら代打いこと思てたよ。ランナーなしで、あそこ四球選びよったからなあ。それでちょっと我慢したんよ、で4打席があった」
-代走の熊谷も速かった。
「ああ、まあ、その前に走れんかったからなあ。うーん。でも、ここは(外野の)間いって、バウンドが跳ねるからね。まあ2アウトだったら、打ってゴーだから。まあ、同点に追いつけばというのがあったからね」
-島本は宇佐見を三振に取ったところでコーチがマウンドへ。
「うん。いや、満塁でもええ言うたんよ。木下嫌やったら。勝負にいってね。だから、別に逃げてのあれはフォアボールではないからな。勝負球いって、いいところをな、ほんのちょっとボールになって、3ボールになったから申告敬遠でも、それは最初から、満塁で溝脇でええ言うてたから」
-6回ピンチで登板した桐敷がイニングまたぎで好投した。
「おお、あそこでなあ。あそこも細川までいったら右に代えてたけど、うまいことゲッツー取ってなあ」
-終盤はやるべきことができた。
「そうやなあ。まあ、やるべきことって、フォアボールはあかんけどな。延長入ってからのフォアボールはあかんわ。まして先頭とかな。その辺やなあ。まあ、向こうも。こっちが勝つときはそうなんやけどなあ」
-島本の働きが大きかった。
「いやいや、きょうは島本が本当に頑張ったよ。宇佐見にはいつも打たれとったからな。あそこは島本しかなかった、はっきり言うて」
-岩崎も安定。
「まあ、そらもお。同点やったら表を0点に抑えておけばいいし」