岡田監督 ソロ弾&同点適時打の佐藤輝に「いやいや、そんな良くないんちゃう?(笑)」 京セラ全勝には「涼しいんでね」
「阪神タイガース7-2中日ドラゴンズ」(23日、京セラドーム大阪)
阪神は4連勝で今季最多の貯金26。マジックを24とした。今季最後の京セラドームでの一戦も勝って8戦全勝とし、球団初の同球場でのシーズン無敗を達成した。また、岡田監督は阪神監督として460勝目となり、松木謙治郎に並び歴代3位となった。
試合後の岡田監督は京セラ全勝に「いやいや、涼しいんでね。やっぱりいいですね」と笑顔。14号ソロに、同点適時打も放った佐藤輝には「あのホームランで(チームは)勢いがついたですね」と話したが、良くなったポイントを聞かれると、空振り三振に倒れた最終打席を例に挙げながら「いやいや、そんな良くないんちゃう(笑)。良くないっちゅうか、ちょっと極端な部分もあるな、最後にしてもな」とした。
岡田監督の一問一答は以下の通り。
(テレビインタビュー)
-見事な逆転勝利。ベンチからどうご覧になっていたか。
「いやいや、ちょっとねえ。今年一番悪かったんじゃないか、大竹がねえ、おーん。まあ、でもヒットを打たれながら、まあ2点。まあ、もう一回ぐらいね、行こうかなと思ったんだけど、あそこチャンスだったんでね。まあ、でもいつも7回ぐらい、いいピッチングをしても勝ちがつかいないときもあるし、きょうみたいなこともあるんでね。まあ、大竹に勝ち星がついてよかったですね」
-リリーフ陣もよく頑張った。ブルワー投手も見事な投球。
「いやいや、もう練習の時からねえ…。まだ1回しか、広島の時から投げてないんで…。ブルペンでも、ものすごくいいという報告を受けていたんで、きょうは、とにかく先にブルワーでいこうと、そういう話をしていたんで。ちょうど、いいとこできょうはいけたですね」
-打線では佐藤輝。
「いやいや、きょうは小笠原がね、おん。まあ、ねえ。なんかストレートで飛ばしているというかね。だから。まあ、あのぐらいで、まああのホームランで(チームは)勢いがついたですね」
-近本の本塁打も大きかった。
「いやいや、予想してなかったんで、それは大きいですよ。あのホームランも大きいし、8回の追加点も大きいし。はい」
-打線の流れをどう感じているか。
「ずっといじらないで同じ流れっていうか同じ打順で来ているので、その回の役割というか、そういうのもしっかりできているので、ピッチャーのバントにしてもいい流れで流れているので、追加点とか得点も取れると思いますね」
-京セラドーム8戦全勝になった。
「いやいや、涼しいんでね。やっぱりいいですね」
-ビジターは明後日で一区切り。その後に甲子園が待つ。ホームでの戦いについて。
「でも(甲子園で)2試合やってまた出るでしょ。でもね。まあそれは甲子園帰るのは楽しみですけど、ドームで3つあるので、そこでもうちょっと頑張りますね、はい」
-マジックも一つ減って、関西中心に機運も高まっている。ファンへひと言。
「いやいや、まだまだ試合あるんで、一試合一試合ね、このままいい流れっていうか、いい勝ち方できていると思うんで、これを続けていきたいと思いますね」
(囲み取材)-ブルワーは勝ちパターンでもいけるという手応えは。
「いや、だから広島はちょっとね、試運転というか、2軍でも1試合しか投げてなかったからね、なかなか投げる機会なかったんでね、どっかでね、やっぱり実戦ていうかね、投げさそうと思ってたんで、今日は何て言うか、右3人しか入れてないんでね、今日は石井より先にね、そういうチャンスがあれば、練習の時にね、ピッチングコーチと今日はブルワーいく言うと話してたからね。報告も良かったからよ。悪かったらそんなんいけへんやろ、あんな勝ってる展開でね、おーん。コントロールもええしね、スライダー、カットもいいからっていうのもあったから」
-中軸に対して寄せ付けなかった。これからの起用方法は。
「それはまだわからんけど、まあいつでもいけるんじゃないそれは、起用方法というかね、勝ちゲームでね」
-うまいことリリーフ陣を休ませられる。
「うーん、まあ休ませられるというか、まあでも5試合でね、今週も次の週もその次もそうだし、試合ない時に休めるから、それは別に気にしてない」
-佐藤輝はスタメン復帰してから5試合連続安打、どこが良くなった。
「いやいや、そんな良くないんちゃう?(笑)。良くないっちゅうか、ちょっと極端な部分もあるな、最後にしてもな。だから、そのへんやけど、いい時にああいう形で出ればな、打席の中でな」
-ノイジーも上がってきそうか。
「どうやろう。分からん。分からんとみてる。5番6番は。まあ、あの辺は打ったら、そらあ大量点になるよ。はっきり言うて」
-森下の内容は。
「森下はあれからよおなったな、昨日のな。3打席目のフォアボールからやわな。ゲームの中で一つのきっかけよな、やっぱりな。そういう打席があったら何かタイミングが合うようになるとかな。そういうのをゲームの中でな、試合出てるわけやから、ゲームの中で覚えていかなあかんわな」
-阪神監督3位タイの460勝。
「いやいや、そんなん計算してないから分からへんよ、全然。まあ一つ一つの積みかさねやからね、それは」