阪神・木浪の死球に東京ドームが騒然 阪神ファンから強烈ブーイング 近本の顔面付近へ直球が 岡田監督「ちょっとなあ」

 5回、死球を受ける木浪(撮影・吉澤敬太)
 6回、高橋の体付近への投球に倒れ込む近本(撮影・吉澤敬太)
 5回、木浪が死球を受け、ブーイングするスタンドのファンに向けて注意喚起する阪神の応援団(撮影・伊藤笙子)
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 「読売ジャイアンツ-阪神タイガース」(25日、東京ドーム)

 五回に阪神・木浪が背中に死球を受け、東京ドームが騒然となった。左翼席の阪神ファンからは強烈なブーイングも飛んだ。

 一挙3点を奪って戸郷をKOした直後だった。2番手の高橋が投じた抜けた変化球が木浪の背中を直撃した。慌ててトレーナーがベンチから飛び出してきたが、痛みをこらえながら一塁へ歩いた背番号0。直前には膝元への厳しい直球もあった。

 今季は近本が死球で右肋骨の骨折を負い、正捕手・梅野もヤクルト戦で死球を受け、左尺骨の骨折で離脱した。それだけにベンチの岡田監督も厳しい表情で木浪の姿を見つめていた。

 さらに六回にはカウント1ボールから近本の顔面付近にストレートが投げ込まれた。近本は背中から打席付近に倒れ込み、間一髪よけたが、再び左翼席付近からはブーイングがわき起こっていた。

 試合後、岡田監督は「木浪、大丈夫やったよ」と明かし「でもちょっとなあ。その後の近本の時もな。ちょっと多いな」と語った。

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