阪神・岡田監督 森下に「フォローしたってるやんか(笑)」佐藤輝には「明日はやっぱり変えなあかんな、これは」【一問一答】
「読売ジャイアンツ1-8阪神タイガース」(25日、東京ドーム)
5連勝で優勝へのマジックを「22」とした阪神・岡田彰布監督は「森下のホームランでしょうね」と勝因をあげた一方で「フォローしたってるやんか」と明かした。巨人戦3年連続の勝ち越しとなり、チームのムードは最高潮だが、指揮官は至って冷静。戸郷をKOへ追い込む2点二塁打を放った佐藤輝が、最終打席で左腕・今村の前に凡退すると「やっぱり変えなあかんな、これは」と次戦を見据えていた。
以下、試合後の一問一答。
(テレビインタビュー)
-快勝を呼び込んだポイントは
「いやいや、やっぱり、森下のホームランでしょうね」
-難敵戸郷からの先制2ランをどうご覧になったか。
「まあ、ある程度、1点、2点ぐらいの、おーん。六回、七回までの勝負かなあと思っていたんで。まあ早いイニングでのホームランは大きかったですね」
-エラーがらみで失点した後、坂本がタイムリーを放った。
「うーん。あのう、まあねえ、打順的にも1番からねえ、ずっと。どこからでもチャンス作れるんでね、まあ、ずっと坂本はセーフティースクイズばっかりやってたんでね。おーん。きょうはね、おーん。真っすぐが来ると思っていたんでね。よく打ってくれましたよね。あそこは」
-佐藤輝の長打もあったし、近本の打った瞬間のホームランもあった。結果的には先発野手全員安打だった。
「ずっと、あの。ヒットも2桁とか、打ってたんで。まあ調子的にはみんないい感じでスイングしてたんで、あのう。まあ、ほんと、みんなつながりという意味ではよかったですね」
-投げるほうでは村上が失点は1だが、自責は0と素晴らしい投球でした。
「はいはい。いやいや、あの、防御率が(スコアボードに)載るんでね、ここは。減っていくのがね。最終的にはね、なんかせっかく、今年初めてですけどチャンスがあるんだから、1つでもタイトル取らせてあげたいなと。防御率ばっかり気にしてましたね」
-7回完全以来の投球だった。成長は?
「成長というか、良いスタートをきったというね。今年初めてでローテーション投げるのが。そういう意味ではずっとローテーション守って何とか規定イニングも投げさせてやりたいし、それで何か付いてきたらいいですね」
-巨人戦7試合残して勝ち越し。
「いやいや、それは積み重ねなんでね。まあ、ドームが今日最後ということでね、良い形で明日明後日も終わりたいですね」
(囲み取材へ移り)
-昨日、取れる時に追加点を取れていると話していた。
「そうそう、うん、久しぶりにね、繋がったというか、楽な展開やったんで、ホント久しぶりよね」
-森下はいいところでホームランが出る。
「そうやね、あの1打席目でね、おーん、やっぱりあそこでスリーツーからでも1打席目インコース真っ直ぐ投げよって構えたから、それでこれはもう今日はインコース真っ直ぐっていうのをね、そう言うてたらちょうど2打席目もきたからね、構えたからね、アッと思たけどね、やっぱり森下打ちよったね、やっぱりね」
-その辺を考えながら打席に立てるようになってるのか。
「うん、まあ、そらちょっとはこっちもフォローしたってるんやんか(笑)。それは、うん。それを自分で考えだしたら大したもんやけどな(笑)」
-佐藤輝はミスした後、バットで返した。
「おん、まあ最後なあ、おーん。左ピッチャーな、もうちょっといい内容やったら明日そのまま5番でいこと思たけど、明日はやっぱり変えなあかんな、これは(笑)」
-いい打席と差があるか。
「うん、だからまあ、どうやろ、でもなあ、おとといは左からホームラン打ってるけどな。ちょっと合う合わんがな。その、ピッチャーによってもな。ありがあるかもわからんけども。まあ、最初の2本で今日は十分やったけどな」
-三回の守りで秋広に四球を出したところで投手コーチがマウンドへ。
「いやいや、そんなもん、とにかくな、やっぱり取ったあとやったから。『まあ、何とか頑張れ』と、そういう、あそこはあれだけよ」
-村上はローテーションを1年間投げるのは初めてだが、夏場も落ちずに。
「そうやなあ。まあ、今日は球数がな、多かったから、あそこまでやなって言うてたからな。1イニング多く球数が、あそこのな、珍しく2人連続フォアボールやったからな。秋広と岡本で。あそこで球数増えたんでね」
-タイトルの話もあったが、取れるものなら。
「うん、そらあ、あそこは見てるよ、防御率のところはいつも。まあ、昨日でなあ、トップになったんよな。だから、イニングもな。ちょうど平行していってるから。何とかそんなんなあ、せっかくのチャンスやから、そういう意味でも取らせてあげたいよな」
-リリーフも安定。
「まあ今日はちょっとピンチあったけど、点数があいてたから」
-原監督との会話は
「いやいや、ドーム最後やねんなあって。8月で最後いうのはな、俺もちょっと分からんかったけど。もう一回くらいあるかなと思ったけど。そんな話よ。あんま野球の話にはならんわなあ」
-木浪は大丈夫
「大丈夫、木浪、大丈夫やったよ。でもちょっとなあ。その後の近本の時もな。ちょっと多いな」