阪神・岡田監督 木浪満塁弾は「まさかやな」とニヤリ「最低でも外野フライは打ちよると思ってたけどな、おーん」一問一答
「読売ジャイアンツ6-9阪神タイガース」(26日、東京ドーム)
阪神が6連勝で優勝マジックをひとつ減らして21。8月18勝目とし、球団史上最長となる東京ドーム6連勝(1分け挟む)も記録した。
打線が11四死球を絡め、効果的に9得点。佐藤輝が15号ソロ、木浪が1号満塁本塁打を放った。先発の青柳は六回途中3失点で6勝目をあげた。
岡田監督の一問一答は以下。(テレビ)
-序盤から点を取り合う展開となった
「いやいや、まあ。ねえ。1回逆転されてね。あのホームランで。おーん。まあでも、ここはなんか、もうちょっと点がとれそうだったので。まあ、きょうはこういうゲーム展開かなあ、というのはあったんですけどね」
-木浪が本当にいいところで打った
「いやいや、まあヒットは出るかなと思ったですけど。まさかホームランとはねえ。まあ、第一号ですもんねえ。これが」
-あのホームランの場面を振りかえって
「いやいや。ねえ、その前のタイムリーもねえ、満塁で打ったし。まあ、なんとかね。前の坂本が三振したあとだったでしょ。ねえ、なんとかね。最低でも犠牲フライ。まあ犠牲フライだったら次は代打いってたんですけどね。1点やったら。まあ、でも一番いいところで一番いいホームランが出たんじゃないですかね」
-木浪選手の8番。ずっと起用されているが、きょうはいい形で結果が出た。
「いやいや。もう全然打順を上げるつもりもないし。ずっとね、そのつもりでやってますから」
-青柳の内容は
「いやいや、まあ、あそこでちょっとね。丸のホームランていうのは逆球でね、あの1球はもったいなかったというのはありますけど。まあ、あのね、今日は他のピッチャーも間隔空いてるピッチャーもいてたんで、最初からあそこは、丸からは桐敷でいこうと思ってたんで」
-6連勝の内容
「やっぱり先発もね、ずっと6回ぐらいまで投げてるし。打つ方が結構、良いつながりというか。やっぱり点ね、昨日もそうですけど、点取れてるというのが先発ピッチャーもちょっと安心してじゃないですけど、ある程度計算できる。だからすごく打つ方とピッチャーが良い流れで来てるんじゃないかな」
(囲み)
-木浪のホームランはまさか
「いや、まさかやな。まあ、最低でも外野フライは打ちよるなと思ってたけどな。おーん」
-木浪は満塁でよく打つ
「おーん。いやいや、今年はだってキャンプの時も、練習試合とかでホームラン打っとったからな。でもシーズン入って、なあ、なかなか出ないなあっていうのをずーっと持ってたけどなあ。ゼロやったから。まあ今日は一番いいとこで出たよなあ、そういう意味では(笑)」
-今日でピッチも打点も1年目を上回った。改めて今年の活躍は。
「あっそう!まあ活躍ていうか、最初から、ねぇ、あそこはポジション的に小幡と木浪で2人で、もう8番というのをね。まず守りから入ったとこだから、だから打つの期待してないから8番にしてるだけであって、でもあそこで打点とか、やっぱり近本の打点が多いのも、やっぱりそこからの起点やろねえ」
-近本も50打点で自己最多に並んだ。
「あっそう、それはやっぱり木浪というか8番バッターの出塁が大きいんやろなあ。ピッチャーがバントで送って、近本とかの打点というかなあ」
-6番の佐藤輝のホームランもすごかった。
「うん、いやいや、まあ、どやろ、5番でも打ってたかなあ。あの初回、でも分からんわ、結局な。おーん」
-最近、佐藤輝も四球も選べている
「うん、そらフォアボールは選ばんと。みんな選んでるんやから。1人だけ選ばんかったら、そら目立つやろ。今日も結構選んだんちゃうかフォアボール」
-10個
「10個!あっそう。今日、6回(打席が)まわって来てるやろ、近本とか。最後6違うた?6やなあ。こんな時に中野とかがタコはあかんわな。目立つよね。目立つというか、何かがっくりくるよな」
-森下は10個目の死球
「ああ。まあ(相手が)インコースに投げるからやろ」
-うまいこと避けてる
「まあ、避けてるていうか、そら、お前、抑えようと思うてきよるんやから、そら」
-嫌な流れになりそうなところを8回石井が抑えた
「まあ、やっぱり今日はちょっと桐敷が2イニング目なあ、ちょっとボールが高めなあ、左に2本ともちょっと高いのが浮いたからな。まあ、あんなの初めてやったな。今までずっとよかったけれど、おーん。まあ、なあ、やっぱり満塁ホームランあったからな。あそこは余裕で、ある程度3点くらいまではって。そんなピッチャー使われへんし、岩貞で、タイムリーで2点くらい取られても切ってくれたからな、岩貞も。それは想定内よ。8、9、石井と岩崎残ってるし、想定内よ。そういう意味でも木浪のホームラン大きかったな、満塁っていうのは」
-東京ドーム負け越しなし
「ああ、そうか。あんまりそんなのもう考えてないけどな。ま、最後やから明日はな、伊藤やからな、ちゃんと投げるやろ、また」