「読売ジャイアンツ－阪神タイガース」（２７日、東京ドーム）

　巨人は２－２の七回、１死一塁でヒットエンドランを仕掛け、長野が高く弾む二ゴロ。中野の好守で一塁はアウトとなったが、その間に一走・丸が思い切って三塁を狙った。

　ボールが三塁へ送られ、際どいタイミングとなったが判定はセーフ。阪神・岡田監督がリクエストしたが、リプレー検証でも判定は変わらなかった。

　三塁手・佐藤輝は両手を広げ、苦笑いを浮かべて“Ｗｈｙポーズ”。岡田監督も首をひねり、阪神ファンからはどよめきが起こっていた。

　佐藤輝のタッチが丸の腕、足に触れているのかは、微妙な状況。ＢＳ日テレの中継では阪神ＯＢの鳥谷敬氏が「タッチできていないという判断なんでしょう」と冷静に指摘していた。

　だが、その後の２死三塁で、秋広は二直。得点は入らず、阪神ファンから大歓声が起こった。