阪神・岡田監督 敗戦も長期ロードは驚異の18勝5敗「まだまだ強くなると思うよ」「もっといい選手になる」一問一答

 ベンチで声を出す岡田監督(撮影・吉澤敬太)
 東京ドーム最終戦でファンにあいさつする阪神ナイン(撮影・金田祐二)
 8回、ナインを迎える伊藤将に目を向ける岡田監督(撮影・金田祐二)
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 「読売ジャイアンツ4-2阪神タイガース」(27日、東京ドーム)

 阪神は逆転負けで、連勝が6でストップ。球団史上最長となっていた東京ドームでの連勝も6で止まった。

 先発の伊藤将が力投したが、八回に決勝点を献上。七回2/3を投げ7安打4失点で5敗目を喫した。

 それでも、長期ロードは18勝5敗、勝率・783と驚異的な勝ち星を積み重ね、首位を快走している。

 岡田監督の一問一答は以下。

-伊藤将司はよく投げた。

「いやなあ。勝ち負けでなあ。つけてやりたいと思っていたから。まあ本人も球数をみても全然大丈夫やったけどな」

-八回も投げさせたのは信頼の表れか。

「いやいや。まあ1点でなあ。まあ丸やったしなあ。1点は抑えたらまだわからんし。2点ならちょっとな。うーん。まあ別になあ。勝ち星つかんといいピッチングで終わるんだったら変えてもいいんやけど。そんなピッチャーと違うからなあ」

-ホームランもソロが2本(六回に大城卓、坂本)

「ああー。坂本の方が悔やんどったなあ。先っぽで、言うとったけどそれはしょうがないよな、ここの球場」

-攻撃はリリーフ陣に抑えられた。

「そうやなあ。あんまりな、きょうは、あんまりヒット出んかったけど。うまいこと最初先制したけど、なかなかそれから塁に出んかったもんな、きょうは。おーん」

-相手も小刻みな継投だった。

「まあ、小刻みというか、なあ、そら先発あっこで代えてるんやからな。小刻みになるよな。そんなもん」

-向こうも負けられない。

「そら知らんけど、おれは知らんけど」

-ロードが終わり。8月を振り返ってどうでしたか。

「いやあ、まあ、そら、どうでしたか言われたら、良かったやろ。当然、おーん」

-出来すぎ?

「そら数字的には出来すぎやろ」

-一番の要因は。

「それはやっぱり、先発がちゃんとイニングなあ、6回ぐらいまでは、もうみんなな、そういう役割を果たす、打つ方も、どっかの打順じゃなしになあ、みんな結構8月はどっからでも点取れたからなあ。点の取れるイニングが多かったやんか、やっぱりなあ、1点、2点ずつでもなあ、そういうのが8月は非常に大きかったよな、やっぱり。どっから始まる打順でもなあ」

-シーズン終盤に投打がかみ合ってきたのは。

「まあ、それは役割やろ、みんながなあ、分かってきた言うたらおかしいけど、自分のその打順の役割、イニングの役割というかな、ゲームの状況とか見てな、どうしないといけないかとか、そういうのはな、みんな徐々に分かってきたっていうたらおかしいけど、それができてるいうことやろうな。だから、こっちからな、何にもそんな、これはこうせい、こうせいじゃなしにな。選手がみんな分かってきたということやな」

-チームそのものが成熟してきた。

「まあ、まだまだそれはオレは、ね、強くなると思うよ。まだまだ、その何て言うの、年齢とか今までの経験とかな。そういうのを見ても、まだまだみんながもっといい選手になると思うよ。個人的にもな」

-2月から見てきて現状のチーム状態は想定内か。

「そうやなあ。よくやってると思うよ。うん」

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