なぜ阪神の優勝マジックは消えたのか 2位・広島が勝って6ゲーム差 再点灯の条件は?
「阪神タイガース2-3横浜DeNAベイスターズ」(29日、甲子園球場)
8月16日の広島戦に勝利して、今季初めて優勝マジック29が点灯し、その後は着実にマジックナンバーを21まで減らし続けていた阪神の優勝マジックが消滅した。
この日、阪神は1カ月ぶりの凱旋となった甲子園でのDeNA戦に2-3で敗戦。2位の広島が巨人に5-4で勝ったことにより、両チームのゲーム差は6に縮まった。
これにより、阪神が残り7試合の広島戦に全敗して、残り20試合に全勝した場合、89勝50敗4分けの勝率・640。一方、2位の広島が阪神戦を含む残り25試合に全勝した場合、89勝50敗4分けと、阪神と全く同じ数字になる。
セ・リーグの優勝決定方法は①勝率②勝利数③当該球団間の対戦勝率④交流戦を除いたリーグ内対戦成績(各球団125試合)の勝率⑤前年順位となっており、①②は同数だが、③直接対決の勝敗が広島の14勝10敗1分けとなることから、シーズン成績は同一ながら、当該球団間の対戦勝率で広島が上回り、優勝できる可能性が浮上したことから、阪神の優勝マジックが消滅する形となった。
なお、阪神が30日のDeNA戦に勝ち、広島が巨人に負けるか、引き分けた場合、もしくは阪神がDeNAと引き分け、広島が巨人に敗れると、優勝マジック19が再点灯する。
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