阪神・岡田監督「(大山の打順)4番にする」「(1、2番は)絶対にチャンスをつくりよる」【一問一答】
阪神・岡田彰布監督(65)が8月31日、甲子園での指名練習後に取材に応じた。3連敗中でマジックも消えたが、指揮官は「いい経験やんか。プレッシャーを味わいながらやればいい」と残り26試合に臨む選手の背中を押した。以下、主な一問一答。
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-30日の試合後、メンバー変更を示唆。この日の練習でミエセスはレフトを守った。
「まだ決めてないけどな。神宮の昼ぐらいまでには決めなあかんけど。行く前に」
-ミエセスの状態。
「そんな悪ないんちゃう?(代打の)1打席な、ちょっとしんどいよな。分からんピッチャーばっかり当たるんやからな」
-森下は応援歌できてからアカンなと。
「その通りやんか(笑)」
-またボール球に手を出しているか。
「ボール球に手を出すというか、ええ時はあんまいろいろ考えずにな。今年はもうガムシャラにいかなアカンわな。ガムシャラてボール球振りにいっていいんちゃうけど(笑)。決まった打順じゃないからな。自分で勝ち取っていかな。今は3番にしとるけど」
-打順は3、5、6番を動かしてきた。
「結局その辺やもんな、変えるのは」
-大山は最後まで4番か。
「4番にする。別に変える必要はないからな。周りが機能したらもっと得点は上がると思うから。1、2番はそら打てん時もあるけどまた打ちよるよ。あいつらは。打ったり四球を選んだりして、絶対にチャンスをつくりよるからな」
-春先から中継ぎ陣には負担がかかり過ぎないようにしてきた。9月に入ってそういう部分が生きてくるか。
「まだこの(直近は)2試合、3試合やからなあ。7連戦くらいからは酷使言うたらおかしいけど、そうなる可能性はあるよ」
-他球団では監督賞の賞金を上げるなどニンジン作戦もあるが。
「いや、そんなんはないない。普通にやってくだけやん、もう」
-みんなお金をもらっている。
「そうやろ。昔とは違うやん。今なんかベンチに座ってるだけでも(1軍最低保障年俸が日割りで)金入るんやろ。何人?5、6人おるんちゃう。そういうことやんか」