優勝マジック再点灯の阪神・岡田監督 2本塁打の森下は「明日も6番やで」リベンジ投の岩崎は「そらお前、何回も続けへんよ」【一問一答】
「東京ヤクルトスワローズ2-4阪神タイガース」(1日、神宮球場)
阪神は森下翔太外野手がプロ入り初の1試合2本塁打と活躍。投げては村上頌樹投手が7回3安打無失点の好投で9勝目を挙げて連敗を3で止め、優勝マジック18が再点灯した。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。
(自ら語り出し)
「すんなりいかんなあ」
-八回の森下のホームランが大きかった。
「おーう。森下のホームランが大きかった。もう、なあ。ずっとあと1点なあ。おーん。4点になったら、ちょっと楽かなあと思っていたからなあ。あのホームランは大きかったよな」
-打順を6番に下げたが、先制アーチといい、すごい活躍。
「おーん。だからセンターに打てと言うてんのに、なあ。なんか引っ張って。引っ張りに入らんとなあ」
-直接アドバイスはしたのか。
「ちゃうちゃう。コーチには言うたけどな。ちょっと気合を入れとけって」
-森下を6番にして巡り合わせがよかった。
「ま、それはなあ。3番やったらどうかというのはわからへんからなあ。それは発奮したんやろ。へへへっ」
-スタメンから外すことは考えなかったのか。
「外すのは考えなかった。でも明日も6番やで…」
-外すところまでは考えなかった?
「いや、外すのは考えなかった。でも明日も6番やで(笑)まだ早い(笑)」
-村上はナイスピッチング。
「そうやな、もう十分、球数も少なかったし、十分やったからな、おーん。やっぱり守りもなあ、3つ負けてたからな、今日は勝たなあかんいうので硬かったよな、大山なんかな、ほんまお前、おーん。まあでも、曲がりなりにな、今日は1つ勝ったいうのは明日からもうちょっと、できるから、はっきり言うて」
-桐敷と石井が好投。
「そうやなあ。岩貞もな、ちょっと大山のアレ(失策)があったからな、まあ、あそこで、誰や、山田か。山田のやっぱりフォアボールがいかんわな。2ストライクからな。まあ、桐敷もひとつフォアボール与えたけど、やっぱりなあ、大事な局面でいく、それもランナーいてる場面でいく時のフォアボールいうのは、やっぱりちょっときつなるよな」
-9月最初の試合だが選手を見ていたらちょっと硬かったか。
「ああ、ちょっとなあ。フリーバッティングも全然やったもんな、今日。え、ほんま」
-最後は前回やられた岩崎が3人で締めた。
「いやいやいや、まあ、そらお前、何回も続けへんよ、そら、1年にな、何回か、お前、なんかこう、何ていうかな、すーっと吸い込まれるようにな、こう打たれる時あるんよ、あれ、な、ピッチャーって。自分が思ってるのと違う、何かすっといくな、何か吸い込まれるていうかなあ」
-ミスで自滅することは避けたいと言っていた中、バタバタしても勝ちきったのは大きい。
「うん、そうやなあ。最初からなあ。まあでも、これからは、そんなにすんなりいかんよ、9月は。でもやっぱりそれをしのいで、とにかく勝ちきることの方がな、大事やしな。そういう意味では4点目が大きかったよな。本当に大きかった。まだちょっと楽やったよ。そら、ここやからホームラン打たれたら終わりやけど、ホームラン打たれることは全然考えてなかったから」
-三回は捕手の防具にボールが入って捕逸。そんな経験はあるか。
「なあ。ないない、ないわ。分からへんかった」
-審判も入念に確認していた。
「そら(責任審判が)白井やから、白井に任せな。白井やねんで、ナイス判断、ええ判断や」