阪神・岡田監督 小野寺3番抜てきの理由は「三塁打打つからや」「あの1本で十分やな、はっきり言うて」【一問一答】
「東京ヤクルトスワローズ5-6阪神タイガース」(2日、神宮球場)
阪神は2点を追う三回に近本の右前適時打、小野寺の2点適時三塁打、佐藤輝の16号3ランで一挙6点を奪って逆転。青柳は六回途中3失点ながら、粘りの投球で7勝目を手にした。優勝マジックは1つ減って17となった。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。
-昨日はなかなかすんなりいかんと言っていたが、今日も。
「おーん。まあなあ。追加点取れへんからなあ、おーん」
-でもリードを守り切った。
「いやいや、勝ってるんやからなあ」
-9月は勝つことがすべて。
「いやあ。もうそんな内容も書けへんやん、新聞(笑いながら)。勝った負けたになってくるやろう」
-岩崎は大丈夫か。
「ああ、大丈夫、大丈夫。おーん。なんか自分で(次の打者も)いかせてください、言ったらしいな。なんか手のひらかな。なんか、当たったみたいやけど」
-今日は2点先行されたが…。
「それはまあ全然。おーん。そんな、全然関係なかったよ」
-小野寺は粘りながら結果を出した。
「おーん、なあ、まああの1本で十分やな、はっきり言うて」
-3番起用の意図は?
「え?打つからや。三塁打打つからや」
-昨日の時点で?
「そうそう、小幡もな」
-あのイニングは四球が絡んだ。
「流れはな。点が入る時はだいたいフォアボールが絡んでとかな。ビッグイニングになるのはな。風もちょっと味方したよな」
-風が味方したと思ったか。
「打った瞬間はな。小野寺のもあれや、だいぶ戻ってきたもんな」
-下位打線からチャンスをつくって四球を絡めて2死から点を取るのは阪神らしい攻撃だった。
「まあ、最後がホームランやからな。そら一番効果的やろなあ」
-個人個人が役割を果たしている。
「そうやなあ、絶対な、フォアボールを絡めるっていうか、うまくな」
-1点目の近本は自己最多の51打点目。
「うん。まあピッチャーはバントやからなあ。でも、何ていうかなあ、つながりっていうかな、ずっとあの感じで点を取ってきたわけやから、そこの役割やろうな、やっぱりな」
-青柳は6回までは投げきって欲しかったのでは。
「3人やったらな。まあ二塁打も余分やったけど」
-岩貞は何とかこれからもしのげれば。
「どうやろう。しのげるか。ふふふ」
-石井がリードを保って断ち切ってくれた。
「いやまあ、あそこまで。先攻やから1点でもリードしていけばな、と思ってたけどね。あそこはしゃあない。あんな厳しいところばっかりいっているわけやから」
-青柳はちょっと間隔を空けるか。
「それは分からん。まだ。ちょっと投げるの、明日が天気悪いとかなあ。まあちょっと明日次第かも分からんけどな。ちょっと分からんまだ」