阪神 18年ぶり優勝なら経済効果は約872億2114万円!関西大学名誉教授が推定
関西大学の宮本勝浩名誉教授は4日、阪神が今季「アレ」した場合の経済効果が、関西地域において約872億2114万円になるとの試算を発表した。経済効果のほとんどは関西地域に集中すると想定。全国では約969億1238万円に上るという。
現在、阪神は残り23試合で2位・広島に7・5ゲーム差。優勝マジックは「15」と、18年ぶりの頂点を視界に捉えている。ちなみに過去に阪神が「アレ」した際の経済効果(宮本研究室・近畿地域)は2003年が1481億円、05年が643億円だった。
宮本名誉教授は「今年春の大谷翔平選手が活躍したWBCでの『侍ジャパン』の優勝の経済効果は、約654億3329万円であった。このように、スポーツにより多くの人が元気をもらうことで、日本が元気になり今後ますます発展していくことを願っている」と述べている。
経済効果の直接効果としては、球場を訪れた観客の消費増加額、阪神ファンの飲み代の増加額、百貨店やスーパーなどでの祝賀セールの売上増加額、新聞、雑誌、週刊誌などの売上増加額、祝賀パレードが実施された時の消費額など9つの項目を仮定。それぞれについて推計している。