阪神の岡田彰布監督（６５）が４日、東京駅で取材に応じ、３日のヤクルト戦（神宮）で右脇腹付近に死球を受けて途中交代した近本光司外野手（２８）について、打撲だったことを明かした。出場選手登録抹消せず、５日からの中日２連戦（バンテリン）に帯同させるが、試合には起用しない方針を示した。岡田監督の一問一答は以下の通り。

　　◇　　◇

　－近本は骨にひびが入っているわけではないのか。

　「いやいや（入ってない）。前の時は内臓まで悪かったみたいやもんな」

　－「１番・中堅」の代わりは。

　「いやいや、それは分からへんがな。試合は明日やんか」

　－森下の打順は。

　「まだ決めてないって」

　－どこでも対応できる。

　「対応できへんやろ、そんなん新人で」

　－才木は今後も懸かる登板になりそう。

　「おう。前（２軍戦）も良かったみたいやからな」

　－青柳は抹消となった。

　「（次回登板は）巨人や。まあ、才木も（ローテに）入ったから。相性の悪いとこにいかせる必要ないもんな、今更」

　－森下はあと１本で右打者では岡田監督以来の２桁本塁打になる。

　「おお、まあ１本くらい打つやろ。普通にやってたら」

　－佐藤輝の５番は板についてきたか。

　「いやいや。３三振じゃつかんよ。続かんなあ。集中力っていうか、なんかなあ。だから打率上がらんよな、ああいう感じでやってたら。チャンスになったら頑張るだけじゃあかんからな。そんなうまいこと打たれへんよ、チャンスばっか打つなんて。常にそういうの（集中力）を持っとかんと」